新たなるガンダム伝説の到来
- 2008 06/08 (Sun)
富野インタビュー部分をテキスト起こししてみた。
やっぱりこの時期は病みかけているよなぁ・・。
新たなるガンダム伝説の到来
最初のガンダムより13年・・・作中時間ではさらに長い時間を経て、出現した「V」ガンダム。その世界が、物語が、めざすものは何か!?「ガンダム」の生みの親、富野由悠季監督に伺うことにしよう。
僕がガンダムを始めて、かれこれ13年が経ちました。それだけに時間があると、時代の見方、環境の見方も明らかに変わります。
僕が今回、「Vガンダム」を始めるにあたって、一番に意識したのは、実のところ、これまでのガンダムの世界観も何もかもひっくるめて一切を断ち切る!!ということから始める、という考え方なんです。
かつてのファンはそれぞれの部分で、ガンダムを継続して記憶に残したり、好きであってくれたりしているわけですが、では、新しいガンダムを作るということになると、気に入らない部分がかなり出てくる。どのひとつを新しくさわっても、気に入らない人の方が圧倒的に多いわけです。ならば、いっそのこと、全部を断ち切ってしまったほうがいい。キャラクターにしても何にしても、あらゆる意味でこれまでのガンダムを断ち切ります。
今回一番象徴的なことを申しますと、レギュラーメンバーの中に、初めからシャクティとマーベットという、肌の色が褐色の子を加えてみました。ファーストガンダムの時代だと考えられなかったようなこと、問題になっただろうことが、今回は一切起こりませんでした。肌の色についても、これだけのことが変わるんです。人権をどう見るか、という問題についての、我々の側の変化ですかね。
文化が将来的に混ざり合っていくだろうというのが、50年後か100年後かわかりませんが、ガンダムにつながっていく時代なんです。作る側の時代もこうして変わっていく、だから次の物語を作る時、前の物語にあったもの、たとえばジオンだとかシャアだとか、ニュータイプらしいアムロ・レイって人がいたらしいということはあっても、それが「ヴィクトリー」の中に出てくる人たちとは一切に拘わらない。そのことが物語を支配することは一切ない。
文化的な価値の相対化という意味でいえば、「Vガンダム」を見たベスパのパイロットが、「なぜこれを作ったのは、我々の側(原文傍点)ではないのか!?」と悩むといった現象は、作中でも描かれます。正義にしても、カメラが先に入った方が味方として映り、次に入る側は敵にしか見えない、といった…どちらがより(原文傍点)正しいか、とは別問題の次元ですね。
ただ、TVシリーズの中では、単純明快さが必要だと思っていますから、その部分を大テーマにしようとは思っていません。
実際、今回僕の意図しているのは、「ガンダム」を正統派のロボットものに引戻すこと、素直な形でもっと子供たちに観てもらえるようなものにしたい、ということです。ハードから、肥大化したモビルスーツ偏重という傾向から解き放たれた、ロボットアニメを復権させたい、という考えからなんですよ。
まーなんというかいろいろな意味で興味深い。
肌の色については時代が云々というよりは、
自分がララァとかアンナマリーとかでコンセンサスを築いたほうが大きな原因だと思うけどな。
それから最近良く発言しているカルチャーミックスについても、この段階で言っていたのね。
なによりも
「素直な形でもっと子供たちに観てもらえるようなものにしたい」
の結果がアレなのかと。
「母さんです……」
ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
これについては小一時間どころでなく問いただしたい。
■関連記事
・富野VS庵野
・富野アニメ第一話大横断第十二回 Vガンダム
- posted 21:28 |
- edit |
- Trackback(0) |
- Comment(0) |
- Page Top



![∀ガンダム with 菅野よう子コンサートライヴ [DVD付期間限定]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31SZ2EWF4ZL._SL75_.jpg)


![鳥 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BrdspxltL._SL75_.jpg)
![天使と悪魔 コレクターズ・エディション [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/511M%2BTHMrVL._SL75_.jpg)

Comment
Page Top