行ってきましたメディア芸術祭シンポジウム
- 2007 03/04 (Sun)
「アニメーション部門受賞者シンポジウム」に行ってまいりました。
これで富野が主査を始めてから毎年通っております。
当初は整理券をとることすら出来ず、
入れないのではないのかと思いましたが、
小林さんのご尽力のおかげで今年も見ることが出来ました。
小林さんにはこの場を借りて深く感謝いたします。
さて、レポなのですが携帯からも書いたとおり、
シンジ君と富野の掛け合いが面白すぎ、
笑っている間に手が止まりほとんど書くことが出来ませんでした。
話の中で要点となろうところ、それから富野のオモシロ発言はなんとかメモできましたので、
箇条書きの形で列記したいと思います。
が
その前に書いておきたいことが。
それは恵比寿駅から会場に向かっているときのこと。
スカイウォークでボーッとしていると、オイラの脇を颯爽とすり抜けていくキャップ姿の男性。
その後ろには小柄な女性がつき従うように歩いている。
こ、これは・・・
富野&亜亜子さんと接近遭遇キタ――(゚∀゚)――!!
おれは今、富野と同じ空気を吸っている!
声をかけるのも失礼だろうし、かといって後ろをついていくのはもっと不審。
ここは距離をとって観察するしかないと思ったが、運悪く靴紐が解けてしまう。
こ、こんなときにぃ!
だが神はオイラを見放さなかった。
信号待ちで再び0距離に。
ガーデンプレイスに入ったところで覚悟を決めて声をかける。
「あの・・・失礼ですが富野監督でいらっしゃいますか?」
「はい」(歩きながら)
「今日のシンポジウム、拝見させていただきます。期待しております」
「(笑って)期待なんかしないでください。僕は火をつけて帰りますよ」
「楽しみにしております。会場でお待ちしております」
「はいはい」
とあっけないものだったが富野に突撃。
もう足はガクガク、心臓はバクバク。
常識のない人間と思われただろうか、気分を害さなかっただろうか。
そんなことばかり考える。
なんてチキンなオイラ。
でもさすがに「握手してください」とか「写真とってください」とまではいえなかった。
それくらいはさすがに空気読めた。
つか声をかけている時点でもう読めてないんだがな。
で、本題のシンポジウム。
早めに並んだので前から2列目に座ることが出来た。
さすがにメモを持参している人が多い。
中にはノーパソを持ち込んでいる人も。
2chで実況?
で、毎度のことですが、ここに書いているのは富野が直接発した言葉ではなく、
その大意をなるべく原文をそこなわないようオイラがまとめたものなので、
細かい言葉遣いはかなり違っていると思います。
また途中の部分が抜けて意味が違ってきているところもあると思われます。
◎作品全体の講評
・アニメということだけがくくりのジャンルであり、CM、劇映画、何年続くかわからないTVシリーズ、リバイバル映画などいろいろあり単純に順位をつけることはできない。今回の各賞の順位付けの理由は説明できない。説明しても同意できない人が多い。だいたい「時をかける少女」が大賞なんて絶対いや!ただ話したいことをこの場で細田監督に言うことを前提に大賞にした。
・このメディア芸術祭も10回目ですが、10年間でアニメは何をやっていたかを、10〜20年後にわかりやすくするために「時をかける少女」を大賞にした。
・アニメならジャンルを問わず応募があるので、国内にしろ世界にしろアニメの潮流が体感できる。昨年から今年にかけてのアニメの飛躍はとんでもないもの。趣味などで判定するのは不可能な時代になった。作品の並べ方は、将来なぜこういう作品が選ばれたのかを考える資料になる。
・ナンセンスなのもエンタメ。しわけはない。全部を面白がればいい。こんなものでいいのではないか。こんなものの中から「俺はやるぞ!」と思えるスタッフがいればいい。推薦作は技術革新的作品。
・ただ現職の商業アニメ関係者に言いたいことがある。コマーシャルベースであれ、アニメが好きで入った人であれ、プロ、もしくはプロを自認している人に慣れ仕事が多い。アニメで飯を食うなら覚悟を決めろ。
その後をシンジ君が受けて、
樋口「今回の応募作は長編が16、TVアニメおよびOVAが95、短編が243、その他が23の計377作品あった。今までは神村氏がすべての作品に目を通し20作品ほどに絞り込み、そこから審査していたが、今年から神村氏が主査から降りられた。」
富野「そのために2人で全部見ることになり地獄。」
樋口「そこで一番下っ端の自分が全部見ることになったが、アニメを見て育った自分の感性だけで選んでいいのか疑問になり、対極の感性の主査にも見てもらった。」
富野「うらみつらみをもってこいつに大賞やるなら俺が欲しいよ。こっちが大変なんだから。」
樋口「でも応募作には『リーンの翼』というのがありましたが主査が却下されましたよね。」
富野「だってあのときは未完成だったんだもん。それを言うなら『トップをねらえ2』はよかったよ。」
樋口「この審査は知らなかった作品との新しい出会いがある。そういう意味では「時をかける少女」は知っていたから新鮮味はなかった。それなら『涼宮ハルヒの憂鬱』のほうが新鮮だった。高校生を思い出した。」
富野「その面で高校生?・・・あぁ、『涼宮ハルヒの憂鬱』の憂鬱にはそういう意味があるのか。」
樋口「アニメーションはデジタルがどうこうではなく、作画力で人の心を描く。だから絵コンテ本も買ってチェックした。作画任せのコンテなんてなかった。」
富野「そんなコンテを切ったのはどんな人なんですか?」
樋口「え?・・・いや監督が切ってますよ」
富野「そこで紹介しろよ!で・・え?監督自身が切ってるの?」
樋口「そうなんですよ。斧谷さん!斧谷さん!監督が自らコンテを切っているんですよ!」
富野「僕はコンテマンが他にいるのかと思った。」
樋口「そうですよね、斧谷さん」
( ゚д゚)ポカーン
なにこの漫才コンビ。軽く嫉妬。
会場は爆笑の渦に。
えっとこの先だいぶ打ったんだけど、ブラウザのトラブルですっ飛んでしまったのでもう寝ます。
続きは明日。つーか日付的には今日。
続きがあればの話だけど。
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