HOME   »  2009年01月
RSSフィード MyYahooに追加

センター・オブ・ジ・アース


B001CMJAE2センター・オブ・ジ・アース [DVD]
リック・シュローダー ヴィクトリア・プラット ピーター・フォンダ
ビデオメーカー 2008-09-26

by G-Tools

ジュール・ベルヌの「地底探検」が原作のアクションアドベンチャー。人類学者のジョナサンは、デニソン夫人から夫の捜索を依頼される。デニソンは、地球の中心へと続く道があるというアラスカの廃鉱を目指し、消息を絶ったというのだが…。
一見すると3D映画で話題になった映画だと勘違いされるかもしれませんが、
こちらは同じジュール・ベルヌの原作を基にした全くの別物。
製作は「壊滅」シリーズのRHIです。
話が逸れますが、RHIなのに日活じゃなくてアルバトロスなんですね。
日活はディザスター・パニックだけなのかな。

まぁ、なんというかダメ映画にありがちなユルユルグダグダな展開の映画です。
セリフと行動が乖離しているというか、低予算ゆえに説明セリフで状況説明するけど、
安いセットだったり、カットを使いまわしていたりで全然状況とそぐわないというか。
そもそも異世界冒険ものなのに、
半分を過ぎても地上でグダグダしているのはどうなのかと。
それにまた地下世界が全然異世界っぽくないんですよ。
まるで地上と同じ。
メインになるはずの恐竜だって地下世界に入ってすぐの場面にでてきただけで、
あとは原住民たちとの抗争が主になってしまいます。
その筋立てもなんだかなぁといった感じ。
何もかもがユルユルすぎて、
もうちょっと「異世界」っぽさを出してもらいたかったですねぇ。
そもそも19世紀にあんなに明るいライトがあるのかと。


その他のレビュー済みダメ映画はこちらからどうぞ

続きを読む

前半の続き。
かなり厳しい言葉が飛び出します。

 

何となくサンライズ、でも何かができそうなところ



安彦 さっき佐々門さんが言ってたけど、僕も先日「安彦さんは、もう幼児ものはやらないんですか」。ときかれましてね。とんでもない誰が決めたんだ、僕だってやりたいですよ。でも、周囲で、ラベルをはってくるわけ。外部の人にそう見られるのはいいけれど、内部で決めてしまうのはいけないことだと思いますよ。

山浦 それとどれをやっても、やっていることはかわりないんですよね。ターゲットだとか、ポイントの差はあっても、全体での面白くすることとか、ドラマづくり、アニメートすること自体は、かわりないわけですよ。それに、今はガンダムがスポットを浴びてはいますが、これが何年も続くとは思えませんしね。

富野 あと1年ももてばいい方です(笑)。

安彦 それより先は、知ったことか……(笑)。

山浦 やはり、長くもたせることは、むりなんですよね。新しいものが出てきますしね。

富野 これだけは、はっきりさせなくちゃ。あと1年もてばいいんですよ。

山浦 それを、言わないでよ(笑)。

富野 パート2なんて、あるわけないんですから。ガンダムという作品は、使いまわしでフィルムを作って、それがまた1本ではなく、2本、3本という映画になる。すごく恵まれていると思います。だからこそ、逆に尾を引くのは最悪ですよ。そして、日本サンライズも、組織論を含めてのもう少し大きな新陳代謝をして、新しい作品にめぐりあわねばいけないと思いますね。なにか今年あたりが折り返し点になるような感じじゃない

山浦 本当のところを言えば、恐いですよ。結局、こういうものは波で動きますから。次のものをつかみきれなければ、やっぱり死んじゃうかもしれない。なぜか虚像の上に乗っかっている気がするね。

富野 ただ、これだけは自惚れして言わせてもらえば、ここにいる人は、みんな感じていることでしょうけど、虚像にしないですむというサンライズの体質はあるんじゃないですか。

山浦 ひとつ自信があるのは、サンライズは、オリジナルしかやっていないんです。ま、一度、迷いましたけどね。富ちゃん(富野氏)や安彦ちゃんからも、絶対オリジナルでいくべきだって言われたの。

富野 ザンボットのはじまる前ね。3本か4本やっちゃって、仕事がなくなった頃ですよ。

安彦 そのとき僕は、サンライズは自分のオリジナルを大切にすべきだと言ったんです。下請けはどうでもいいからと。これは、オリジナルなら会社の財産になるし、作品の歴史として残るけど、下請けは持っていかれちゃうわけ。これは製作会社のエゴとして主張していいことだと思うんです。ところが、サンライズは人がいいのか、下請けで一生懸命にやっちゃう。

鈴木 でもそれは、最初のアイデアと、力関係の問題じゃないの。

富野 そうじゃないから怒ってるの。サンライズの基本的な構造に、そういうところがあるんですよ。だから許せない。許せないけど、今だにゆるがないものね。

司会 ところで、皆さんがサンライズさんに入ったきっかけは。

安彦 ここにいる人は、役員の人を除いてみんなフリーなんです。フリーが集まって、何となくサンライズ(笑)。そしてそれが10年も続いているんです。なぜ、10年も何となくサンライズなのかってね(笑)。

佐々門 だから、デコレーションをとっちゃうと、役員しか残らない(笑)。

安彦 何となくサンライズで、10年もっちゃったというのは、何かができると思うからでしょうね。でも、何ができるかは今だにわからない(笑)。

山浦 サンライズの場合というのは、物作りに対して完全にリーダーシップをとれる人がいないんですよ。体制もP=CDシステム(プロデューサーとチーフ・ディレクターを置くシステム)にのっているから、悪く言えばドンと(作品の中身を)あずけっぱなしにしている。それはもちろん、プロデューサーも、中身に対して頭かかえて悩むこともあるけど……(笑)。

鈴木 ほどほどにってところ(笑)。

安彦 もっとも、リーダーシップをとる人がいたら、何となくじゃもたないから、きっとケンカ別れをしている(笑)。

富野 だから「ああ、サンライズで仕事やっているな」と思ったのは、今回が初めてですよね。対外的にもサンライズの看板を背負って、今度の作品がどういうものかと、皆が承知していてというのは初めてですよ。というのも、今まではよく言えば阿吽の呼吸ですが、誰かがワーとやってみると、みんながカバーする。ところが本当のところは、誰もわかってない(笑)。というような形で、実のところガンダムは作っちゃった。―というのが本当の話ですね。だから、アカデミーで西崎(義展)さんがやったようなプロデュースのしかたというのは、プロデューサーに顔をむけていけば、作っていけるということがわかっている。サンライズなんかは、そうではなくて、誰に顔むけていいかわからないけど、とにかくやってみるというようなことで、あいまいなままでやってきた。それがこういう結果を生んだとしか、言いようがないですね。

サンライズでは自分の仕事が感じられる



司会 サンライズさんの創立当時の方針とは、どういうことだったのですか。

山浦 方針なんてあれば、こんなことやってないですよ。やみくもに食ってかなきゃならなかったし、食うためには何かやらなきゃならなかった、というところでしょうか。あとは、その繰りかえしですよ。で、結局は、何だかんだ言ってもうちでは作ってるじゃないか、というのが結論ですね。じゃ、それだけかというと、なんとなくそうじゃない。曖昧模糊としているのは、自信がないということかもしれませんけど。

富野 今、サンライズのそういう面がいけないと、かなり言ってきましたけど、だからこそ、僕も安彦くんも、オリジナルに関与させてもらえたわけです。現に社長なり、プロデューサーなりが力を持っていらっしゃるプロダクションだと、よほどの力がない限り出てこられないですから。我々なんか、今日現在まで新参者ですよ。それが、今回に関していえば、ガンダムで一枚看板をかけさせてもらえる……そんなことは、他では絶対ないですよ。実を言うと、プロダクションとしての組織は、決していいやり方じゃないけど、スタッフを育てるとうことでは、サンライズのような要素を、他のプロダクションも持つべきではないかと思います。

安彦 結果としてなんだけれど、スタッフが責任をもたざるをえないね(笑)。サンライズというのは、仕事をした部分が感じられるわけです。確実に僕が役に立っているなというのがわかるんですね。たとえば、この作画班で佐々門がぬけたら―ああ、アカンといった感じで(笑)。僕なんか虫プロ(旧)にいた頃は、大きな組織の中で、自分の位置がわからなくなりましたね。

佐々門 安彦ちゃん、そりゃ謙遜よ。あの虫プロ(旧)末期的症状が続いていたら、虫プロ背負って立ってたよ(笑)。しかし、サンライズの人ってのはまじめだね。さぼろうと思えば、いくらでもさぼれるよ、サンライズでは(笑)。

安彦 悲壮な決意にさせられる(笑)。

佐々門 2階の進行さんなんか、目の色が違うものね。ああいうのは大切だと思いますよ。

富野 本当のところは末期的症状ですよ。下(1スタ)なんか、進行さんがブラシかけてたもの(笑)。

ロボットものがやれたから何でもできるという気概が!



富野 さっき言った体制の悪口の話がありますけど、ああいった部分があったから、今サンライズで仕事やってる人というのは、それなりにオリジナル志向を持った人が集まったんじゃないですか。そして、そうやってきたからこそ、こういった結果が残っていると思うんですよ。

安彦 僕なんか、かってにサンライズ以外を外ときめてやっているんですが、外でやって帰ってくると、ああ、ええなぁって思うんです。これが、さっき言った何かだと思うんです。

鈴木 思っていることができるからじゃない。

富野 そうですよ。

鈴木 つまり、安彦ちゃんが責任持ってやれば、できるところだということでしょう。

富野 しかし、さっき組織のことで腹を立てたのとは別で、それはしょっ中(原文ママ)、大ゲンカしてますけど(笑)。

安彦 しかし、オリジナル作品というのをプロデュースするというのは、むずかしいって気がするね。

鈴木 逆に言うと、メカものだからできたんじゃない。

富野 その通りです。ロボットものだから、僕なんかやれたということです。ロボットものというオブラートを使って、なんとか逃げ切ったと……。しんどかったけど。

佐々門 約束ごとがあるから、それにのっとれば、ストーリーの展開のしかたもあるということ。

富野 結果論で言わせてもらえば、この収斂があったから、来年から何かやれと言われても、他は楽にやれると思うの。つまり、ロボットものほど、条件の厳しいものはない、それを乗りこえたんだからという気概は持っています。

山浦 結局、サンライズは、テレビから離れられない。今後やっていくなら、次作に全力投球して勝負するしかないでしょうね。

富野 今言った体制の下地がなければ、勝負できないですよ。

佐々門 話がマイナーになったね。

鈴木 花火は上がっているのにね。

山浦 上げちゃった。どうしようって見てるんじゃないの。

佐々門 逃げ腰でね(笑)。

山浦 いいのかねェ(笑)。

 


前半もそうだったが、まだまだ「ガンダム」が特別じゃないサンライズ。
この段階ではガンダムのパート2は無いと断言していたのに……。
それが今年で30周年ですよ。

■関連記事
今こそ日本サンライズの明日を考える(前半)
個人的な体験からの感想に過ぎないのだが、
アニメに限らず昔好きだったものを久しぶりに見て、
「あれ、どうしてこんなものが好きだったんだろう」と思うことは多い。
逆に毛嫌いしていたものが意外と、
「これって実はアリなんじゃないの」と思うこともこれまた多い。

例えばエヴァ。
97年の大晦日には年越しオールナイト上映会なるものにまで参加してしまっていた。
劇場版は夏の「THE END~」こそ仕事の都合で一度しか行かなかったが、
春の「シト新生」は7回か8回くらい見にいっていた。
(○厚○の○ロ○ドの映画館にはエヴァ以外でも足しげく通ったなぁ。今はもう無くなっちゃったみたいだけど)

それが今では見る気すらない。
いや、そう断言するのもまた嘘かも知れない。
怖いもの見たさやネタ的に見てみようかなと思うときはある。
でも、「面白い」と思ってみようとは思わない。
当然ながら新劇場版も見にいってないし、今後も見ない。

例えばガンダムX。
放送当時は授業と重なっていて夕方の時間帯ではリアルタイムで見られず、
録画一気見しかできなかったし、観てもガロードのオヤジ声になじめず。
いつしかネタとしてしか見られなくなっていた。
ところが6年ほど前にネタ的な興味から再見したところ、
すっかりとはまりこんでしまった。
(これはオイラ一人に限らずガノタ仲間全体に広がっていた)

それを懐かしむにせよ、恥じ入るにせよ、
このように時代とともに自らの嗜好が変化するというのはよくあること……だと思う。

後になってみると「どうして…」と思うようなことでも、
その時の時代性とか、自分の価値観とか、
そういったものが引き寄せたり退けたりするのだろう。

だからね、こうやって嫌だ嫌だと言いながらもいぐるーを見てしまい、
(;´∀`)…うわぁ…となりたがるのも何かの縁ではないのかと。
後になって「あぁ、今思えばアレはいいものだ」と思い返す日が来る







……わけないなきっと。
だからね。見なけりゃいいのにと思うのよ。
00だって全く、1話も、完膚なきまでに見ていないというのに。
種死の時のように意図的に情報を遮断するのではなく、
意図せずとも情報が入らない。
そこまで興味がない。

なのになんでこっちは見ちゃうんでしょうね。

はい。いぐるーです。
B001H1OZFM機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線 2 [DVD]
バンダイビジュアル 2009-01-23

by G-Tools


まぁ、もう見なくてもストーリーはわかってますよ。
時代に取り残された男が云々かんぬん。
はっきり言って、演出過剰。
これでもかとばかりにありえないほど感情表現します。
長浜監督のオーバーリアリズムってこんな感じだったのかな?
とか関係ないことを考えてました。
そんなことでも考えてないと見続けるのが苦痛です。

というよりも、むしろ皆気が狂っとると。
そうとしか思えないほど病的な内容でした。
あ、だからヤンデル中尉なんですね。

なんかオリヴァー・マウという狂言回しがいた今までのほうが、
はるかにマシだったということに気付かされましたね。
流石だな今西。

3巻どうしよう……

( ゚д゚)ポカーン

■関連記事
げんなり

続きを読む

4000094408世界金融危機 (岩波ブックレット)
Andrew DeWit
岩波書店 2008-10

by G-Tools


わずか70ページちょっとの薄い小冊子なのだが、読み終わるのに3日もかかってしまった。
今回の金融危機の概説が500円ちょっとというお手軽なお値段でまとめられている、
そんなことを誰かのブログで目にして買ってみたのだが、
金融には門外漢のオイラにはよくわからない用語が頻出して苦労した。
1章まではそれでもまだ大丈夫だったのだが、2章で珍紛漢紛になってしまい、
去年の夏に読んだ「サブプライム問題とは何か」「サブプライム後に何がおきているのか
この初心者むけ新書2冊を参考にしながら、何とか読み進めた。

著者曰くこの金融危機の根源は

1.負債額すら確定できない複雑な証券化や、規制の網の目を逃れたSIVなどの影の銀行システムの崩壊
2.資源価格の高騰によるエネルギー転換の波が訪れている
3.グローバル化によって世界に拡大した同時不況


ということらしい。

日本も決して他人事ではなく、
小泉・竹中「構造改革」路線はメディアが演出した「政治バブル」であり、
その結果、国内では「自己責任」の名の下に格差が拡大してしまっている。
この現在の状況を克服するためには、

・雇用、年金、医療などの社会保障の見直し
・所得の再分配を優先
・インフラ投資としての教育重視


が必要と提言している。

不必要に不安を煽り立てるのではなく、
淡々と事態の構造についてまとめられているように感じられた。
良書。

続きを読む

そもそもさ、このブログはCGI時代から続けている日記の延長であるし、
別に富野の情報を発信しようと思って始めたわけじゃあない。
あくまでもそれは、いくつもあるカテゴリの中の一つでしかなく、
「こんな本買ったよ(読んだよ)」とか、「こんな映画(アニメ)見たよ」とか、
「こんなことがあったよ(思ったよ)」とか、
そういった日常の記録を書く機会のほうがはるかに多いのさ。
自分用の備忘録代わりにしている部分もあるし。

そりゃ富野関連を書けば、
シャア専用ニュースさんなどそれを取り上げて下さるところがあり、
他人様の目に触れる機会が多いからそれがメインだと思われるんだろうけどさ。

でも違うんだよなぁ。
以前に公開した富野資料
取り合えずということで前半だけ公開したのだが、
あれから半月。
後半はまだかと待っている方もいらっしゃるやもしれない。

実のところ……

1文字もやってない。


いや、マジで。

来月明日から本気出す。
2009.01.25
実はペールゼンファイルズの劇場版は、まだ見にいっていない。
1月31日に池袋で飲み会があるので、そのときにでもと思っていた。
公開週に新宿ピカデリーのスケジュールを調べたら、
時間的にもちょうどいい回があった。
よし、これを見よう。そして飲もう。
そう思っていたのだが、今日改めてスケジュールを調べてびっくり。

あれ?
上映回数が5回→4回と少なくなってスケジュールが変わってるよ。
箱も大きかった6から半分以下の9or10に追いやられてるよ。
なによりも都合のいい回がなくなってしまっているよ。
9:50の後が16:10というのは痛い。
9:50なら8時前にここを出ないと間に合わないし、
16:10なら飲み会に間に合わない。
(´・ω・`)

しょうがない。1/31は諦めよう。
きっと今後別のシアターでも上映される……はずだろうし。
ちょろっと覗くつもりで入った本屋。
買うつもりは全くなかったのだが、気がつけば2冊本を買っていた。

ひところ戻ってきた集中力が一昨日あたりからまた急速に低下。
再び読書にもDVD鑑賞にも集中できない、
情緒不安定な状況に戻ってしまったにも関わらずこの体たらく。
なんでこう物欲に負けちゃうんだろうね。
財政が厳しいから財布の紐を引き締めようと決めたばかりなのに。
嗚呼自己嫌悪。

4043620063覘き小平次 (角川文庫)
京極 夏彦
角川グループパブリッシング 2008-06-25

by G-Tools


4334034403足利義満 消された日本国王 (光文社新書)
小島 毅
光文社 2008-02-15

by G-Tools

しかもこっちはトンデモっぽい。
それはそれでいいけど、普通に期待して買っただけに(´・ω・`)
ガリアンか、ラーゼフォンか、それが問題だ。

B0017XYF96機甲界ガリアン メモリアルボックス ANNIVERSARY EDITION【初回限定生産】 [DVD]
菊池英博, 渕崎ゆり子, 平野 文, 千葉 繁, 高橋良輔
バンダイビジュアル 2008-10-24

by G-Tools

B000LP5GX0ラーゼフォン DVD-BOX
BONES 出渕裕
メディアファクトリー 2007-03-23

by G-Tools



特に意味はない……ということにしておいてください。今のところは。
織田哲郎が「TETSU」名義で歌っていたのは、
レコード会社の契約上の問題だったのか。
巷間言われているような、「アニメの主題歌なんて…」という理由じゃなかったのね。


劇場版『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』公開記念!
高橋良輔監督×TETSU 鉄と炎のスペシャル対談

先日ブコフでたまたま見かけて買ってきた「テレビアニメ魂」を、
「イデオン」の後に読みきった。

4061497898テレビアニメ魂
山崎 敬之
講談社 2005-05-19

by G-Tools


これは東京ムービーで企画・文芸を担当していた山崎氏による回想録のようなもの。
サンライズで言うところの社長就任前の山浦氏や、
企画室の飯塚氏のような立場といえばわかりやすいだろうか。
とにかく、アニメ作品を企画し、局・代理店と掛け合い、
ライターに大まかな方向性を指示して脚本を書いてもらうお仕事の方だ。

アニメ業界関係者とはいえ、「製作」ではなく「制作」に携わる方なので、
演出や作画といった話は少なく、もっぱら脚本構成や企画立ち上げの話が中心になる。
とはいうものの、「巨人の星」「怪物くん」「新・オバケのQ太郎」など、
数多くの長浜作品を担当した関係で、
この本の中では長浜監督のエピソードが多く登場する。

その幾つかをあげてみると

・長浜監督のアニメ演出の方法論は、僕に言わせればただひとつ「舞台そのまま」だった。ようするに舞台で役者が演じる芝居、それも新劇の、まさに「芝居がかった」大仰な演技を、長浜監督はアニメにも求めた。

・長浜監督はすべてのシナリオに、彼が言うところの「ドラマ」を要求した。(中略)『巨人の星』だけではない、『怪物くん』や、のちには『新・オバケのQ太郎』にまで。監督は「ドラマ」を強引に持ち込もうとした。

・口癖のように語っていた「オーバーリアリズム」だが、こんな用語、いったい演劇の辞典にのっているのだろうか。

・こと精神年齢にかぎっては二十代もかくや、と思わせた。一度言い出したら、決して自説を曲げなかった。たとえ間違っていることが明白になったとしても。(中略)誰が呼んだか「(東京)ムービーの天皇」

・さて、御前会議(スポンサーと局・代理店によるチェック会議)でラッシュフィルムがかけられる。(中略)ここからが長浜監督の独壇場だ。(中略)アフレコ用の台本を片手に、度の強い眼鏡の奥の目を思いっきり見開いて、監督は銀幕に映し出される絵の動きに合わせて絶叫する。

・この人、恋愛(表現)に限っては意外と控えめなのだなと、僕は妙におかしく思ったものだ。

・(オスカル役の田島令子と長浜監督の)対立の原因は、監督が要求する声の演技が、あまりにも大げさすぎたことにあった。(中略)舞台はフランス王侯貴族が華美を競うベルサイユ宮殿。貴婦人たちが集っての優雅な会話において、なぜか星飛雄馬が花形満に勝負を挑むときのような張った声を求められるのだから。

・長浜演出が状況をこれでもかと声高に説明していく散文的な(本人いうところのオーバーリアリズム)演出だとすると、出崎演出はあまり絵を動かさずに表現する、詩的な演出だった。

・長浜監督がこよなく愛した「ドラマ」とは、僕に言わせればドラマではなかった。これでもかこれでもかと続く状況説明。「オーバーリアリズム」なる奇怪な旗印のもとに要求される、ひたすら大げさな表現。しかし、そんな新劇かぶれの過剰な演出に、日本中が引きずり込まれていった。


これだけを抜き出して読むと褒めているのか貶しているのかわからないが、
山崎氏は長浜氏の戦友といってもよく、
決して長浜監督を貶めるような意図で書かれているのではないことを記しておく。

オイラは幸か不幸か、子供のころに長浜監督作品を見たことがないので、
これについてはなんともコメントする言葉を持たない。
もちろん大人になってからも見ていない。
記憶に頼って書かれているために、事実誤認と思われる箇所がいくつかあるので、
何とも言えないが、当時最も近い場所で見ていた人物による長浜評である。

ではこの長浜監督に対して富野はどのような思いを抱いていたのか、
富野や関係者の発言から確認してみたい。

コンテ直しの注文もよくいえばこまかくて、ドラマトルギー(ドラマツルギーとはちがう)的手直しと、イマジナリィ・ラインを口にされて、演出手法の根本的セオリーを指摘してきた。(中略)逆説的にいえば、感性の発露というのは二次的な方であった。
(だから、僕は…)



指揮権だけなのに、作品から(長浜節が)匂ってくる。具体的な総論の部分では当然、長浜さんだって直しを入れますが、それはあくまでも総論であって、各論には手を入れない。長浜さんにはそういうディテールを見る能力はありませんでした。にも関わらず、長浜節が謳えるというのはナンなんだろうと考えました。(中略)長浜さんは『ライディーン』で実質上僕の仕事を奪った人ですから、その下で働くのは本当は嫌でした。なおかつこちらは長浜節など出せるわけがない。だからこそ盗みたいと思ったし、とにかく言うことは全部聞くつもりでやってみました。
(富野由悠季全仕事)



後半の長浜節に対して一つだけ僕は異議申し立てがずっとあったのは、そうは言っても日常感ってものは必要だろう。つまりこれだけ母物で押していったにしても、やっぱり飯も食うだろうし、朝も起きるだろうし、トイレにも行くだろうしって部分が本当はもう少しあったほうが、テレビのルックスには似合うんじゃないかなってのはあった
(ファミリー探検隊 勇者ライディーン特集2「勇者ライディーンスペシャル対談」)



長浜監督のライディーンの、特にストーリーテリングとか、演出論に関しては、本当に僕が一番苦手だし、嫌いなことなわけです。その嫌いなところを見せられて、僕はそれを全面的に否定するかといわれれば、全面的に否定するんじゃなくって、嫌いなところを見せられた上で、そのテレビの上で見えたものが視聴者にどう伝わるかってことは、こういうテクニックってことはあるんだし、これはきちんと全部いただかなくっちゃいけないというようなことが、前(の監督)をやってたばっかりによくわかったということがあって、そういう部分での影響はむしろちゃんとあるような気がしてます。(中略)長浜さんというとんでもないひとが来たおかげで、後半のようなネーミング含めて、よくもまぁ恥ずかしくもなくぬけぬけとここまでってことをやってくれたんで、僕はひょっとしたらこの手のアニメがアク抜きにできたんじゃないかなと感じてるんです。変に作家性みたいなところに行かないで済んで。テレビに乗っていいアニメなんて実はこんなもんなんですよ、というスタイルを作ったような気がしているんで、これは決して低俗っぽくみえるからいいんだとか、そういう言い方では全然なくって、きっと大勢の人が見るロボットアニメなんてものはこんなものですよ、っていう形をとにかく作ってくれたんじゃないのかなという気がしてます。そういう意味では最近の変に陰に篭ってとか、ドロドロとか、偏執狂的にとか、病的に見えるアニメなんかよりは、よほど良いというのと、それからもっと重要なのは、長浜さんみたいな人がいたおかげで、あの時あのアニメというものが、この数年に見られるような方向に行かないですんだんじゃないか。
(勇者ライディーンDVD-BOX1収録インタビュー)


このように、そのけれんみを前面に押し出した演出とは相容れぬところがあったようだが、
それすらも飲み込んで学習して自分のものにしてしまおうという貪欲さが伝わってくる。
実際BSアニメ夜話において風間洋氏(河原よしえ氏)も、
富野由悠季こそが長浜監督の後継者だと語っている。

やっぱり富野さんは、「僕は長浜演出は嫌いだよ」って言ったことはありましたね。でも、「嫌いなことと、それが良い悪いは別のことだ」とやっぱり仰ってて、「長浜さんの一般の人たちにわかりやすく、誰が見ても面白いっていうのは僕にはできなかった」ていうのも仰ってましたし、それから逆に言うと本人もそういうことをやりたい部分もあるんでしょうけど、でもできないっていうジレンマを抱えて監督が代わりますよね、自分が監督を降りた作品のコンテを切るというのははっきり言って男として悔しいと思うんですね、そんなこと本人に言ったら怒られちゃうかもしれないけど、私が思うのは、実は長浜さんの後継者って富野さんなんじゃないかなって思ってるところがあって、長浜さんの仰ってた「子供だって難しい話もわかる。ちゃんとしたものを作らなきゃいけない。ちゃんとしたものを作れば大人も面白いはずだ。」っていった言葉をちゃんとそのまま実は自分の作品の中に取り込んで、踏襲して、例えば有名なところでは『ガンダム』という形で出してきているのが富野さん。という意味では、実は知らず知らずのうちにちゃんと後継者になっているような気が私はしているんですよ。


オリジナルの肝でも語っていたように、どんなに認めたくない相手であっても、
そのスキルを真似して飲み込んで自分の物にしてきた富野だからこそ、
それは演出論としては違う形での発露だったかもしれないけれど、
「オーバーリアリズム」すらも自分のものとしてしまったのかも。

な~んて思ってしまったりなんかして。

この本他にも高畑・宮崎コンビのエピソードなど、
いろいろな思い出話が載っていて案外楽しめた。
また最後にはシナリオ作り(作品企画)の法則も載っている。
それは
・魅力あるキャラクターを設定すること
・起承転結をはっきりさせること
の2点だけ。
特に最初の「キャラクターありき」はKINOの杉井ギサブロー氏の対談でも、

基本的に、僕はキャラクターっていうのは決定的に訴求力が強いと思っています。キャラクター性を獲得し、もしくは物語を作る若い人は、キャラクターから入ったほうがいい。劇画原作者の小池一夫先生も仰っていることで、世界観から入っちゃいけない

こう富野は語っている。
その点もまた興味深い。

勇者ライディーン DVDメモリアルBOX(1)勇者ライディーン DVDメモリアルBOX(2)

超電磁ロボ コン・バトラーV DVD-BOX超電磁マシーン ボルテスV BOX (初回限定生産) [DVD]闘将ダイモス DVD-BOX【初回生産限定】

巨人の星コンプリートBOX Vol.1 [DVD]

■関連記事
オリジナルの肝 Vol.11 富野&良輔対談(4/5):さすらいのコンテマン時代に学んだ仕事論
アニメ監督という名の芸人
富野アニメ第一話大横断 第二回

続きを読む

先日の「イデオンライナーノート」に続き、
イデオンの小説版も読み終わりましたよ。
このところイデオンにどっぷり浸っていたおかげで、
「発動篇」のサントラがヘビーローテーション。
カンタータオルビスは何度聴いてもいいわぁってな状態っス。

買ってから6年ほど寝かしていたイデオンなのですが、
実際に読んでみると1巻(覚醒編)におけるソロ星でのファーストコンタクトこそ、
じっくりとページを割いて描写されているものの、
2巻(胎動編)以降は物足りないというかなんというか、
サラッと流しすぎのような印象を受けました。
特に3巻(発動編)は映像に比べると、
あの徹底的なまでの閉塞感が伝わってこないんですよね。
どこかフラットというか淡々と出来事が書き連ねられているといった具合。
もちろん富野小説独特の「地の文で自らの思想語り」などの要素はあるのですが、
いわゆる富野分が薄いというか、
富野小説の中では読みやすい部類に入るのではないでしょうか。
一般の人にも「読める」文章になっている分富野小説独特のアクの強さというか、
そういったものが少ないのが物足りなさにつながっているのかもしれません。
それでもキッチ・キッチンの最期にはびっくりしました。
逆に言うとそれくらいしか読みどころが(ry

また、すぎやまこういち先生の音楽の大きさというのも、
改めて思い知らされますね。
あの音楽があったからこその「イデオン」なのだと。
圧倒的なまでの映像に比べるとインパクトの薄さは否めません。
やはり「イデ」はヤハウェのように言葉では語れない、
言葉にするとその神性が失われてしまうものなのかもしれませんね。

さて、これで富野小説は完全読破……だと思うのですが、
記憶に薄い「ファウ・ファウ」と「シーマ・シーマ」も続けて行ってしまいますかね。


■関連記事
破嵐万丈シリーズ読了
残り1冊
富野小説読破計画継続中
オーラバトラー戦記読了
富野小説コンプ達成!
ふと、自分の文章を改めて読んでみると、
言葉の使い方というか語尾などが非常に富野的だなと思ってしまう。
そう思うのは自分が富野信者だからこそであって、
普通の人からは「~なのよね」といった言葉遣いを目にすれば、
いわゆるオネエ系と勘違いされてもしょうがないであろう。
そういった文が非常に多い。

話し言葉では絶対に使わないのに、
書き言葉では推定の場面で「~かしら」という表現も多く使ってしまう。
これは子供のころに読んだ江戸川乱歩の影響……といえば大仰に聞こえるけれど、
「怪人二十面相」の中で怪人二十面相のアジトに侵入した小林少年が、
偵察をしながら「~かしら」と女の子のような言い回しをしたのが、
非常に深く印象に残ってしまった。
その後富野節に触れ、そのオネエ口調のような文体とともに、
「~かしら」の記憶が呼び出され、今のような言葉遣いになったのだと思う。

富野の文章を知らない人から見れば、
「気持ち悪い文だな」と思われているかもしれない。
そういう見方もできるだろう。
だが、ウェブ上に公開しているとはいえ、
タイトルにもあるように「たわごと」にすぎない。
気持ち悪けりゃスルーしてくださって全然構わない。
それでも……という数寄者の方に感謝しつつ、今日も駄文を連ねる。
それが「脳耕」と自分に言い聞かせながら。
20090119105914
工学部の広告特集。今朝は日経の方読んでて気付かなかった。たまたま朝日広げてびっくり。

今晩にでもテキスト起こししようかと思うけど、誰かがやってくれてるだろうな。

東大や日大の工学部とのつながりから、こんな広告がでるとは…
ヤフオクに「イデオンライナー・ノート」の出品を確認。
開始価格は800円。
個人的な経験から言うと、おそらく落札価格は3倍前後の値段になりそうだけど、
未所有の方にはチャンスかも。
3つ目は「ダーゴルのお城」について。
今年で開設から丸8年になるものの、
いまだガイア・ギア小事典のコーナーは、
メインキャラクターが「作成中」のまま。
もはや放置がデフォといったところだ。

それなのに、新たなコーナーを思いついてしまった。
正確には思いついたのはだいぶ前の話なのだが、
実際にやってみたいと思うようになってしまった。
それはガイア・ギア関係者名簿。

原作の富野を始め、デザイナーやイラストレイター、
編集者にキャストなど、およそガイア・ギアに携わった人々を網羅するというもの。

えぇ。妄想ですとも。
そんなものできっこありませんよ。
また脳内完結が関の山ですよ。
(´・ω・`)

でもいつかはやってみたいなぁ。

そのまえに小(ry
2009.01.18
アクセス解析から辿っていって偶然発見した記事。

街で聞いて回ったら誰もウチのサイト知らなくてショックだった

 「このサイト、知ってますか」――はてなの近藤淳也社長は、街を歩く人に声をかけ、同社のサイトを見せながらこんなふうに聞いて回った。そして愕然(がくぜん)としたという。

 「誰もはてなを知らないんですよ。かろうじて人力検索を知っている人がいるくらい。街でたまたまはてなユーザーに会う、なんてことはあり得ない」

(元ネタ:アルファルファモザイク



この記事にもワロタが、これに対するレスもワロタ。

・すごく微妙なサービスばっかりです・・・

・誰も内容書いてないのにキーワード引っかかるのやめてくれ

・はてなのコンセプトやら方向性やら何も分からん。
調べ物してリンクがはてなのアドレスだったらクリックしない。
それくらいウザい。hatenaって出るだけで .pdfをみた気分になる。
理由は良く分からん。

・はてブコメントって何か意味あんの?
言いたいことあるなら自分のブログで書いてろよ

・はてなって何やってるサイトなのか未だによくわからん
ブログなのか辞書のできそこないなのか



なんだ。そういうふうに思っていたのは自分だけじゃなかったんだ。
「何やっているかわからない」なんてまさにそう。
はてなって人力検索のサービスじゃなかったの?
なんつーか色いろ手を出してどれも中途半端なサービスにしか思えない。

そこに群がる「はてな村民」も、なんというかどうでもいいような瑣末な事柄を、
さも難しい顔して喧々諤々やり合っているというか、
何でもかんでも杓子定規に考えているモヒカン族というか、
そんな殺伐としたイメージしかもてない。
部外者には何がなんだかわからない象牙の塔住民……というのはまた違うか。

とにかく、



はてなは好かん。

だから囚人022さんが主宰する「だからtominoは・・・」も、
面白そうだとは思って覗いてみているのだが、
「はてなならいいや」と思ってしまうし、今後も登録するつもりは毛頭ない。

今まで沈黙していましたが、そういうわけですのでご容赦を。
amazonで調べ物をしていてこんなものを見つけた。

4062919001 「日本」とは何か 日本の歴史00 (講談社学術文庫)
網野 善彦
講談社 2008-11-06

by G-Tools

講談社の「日本の歴史」シリーズ。
故・網野善彦氏らが編集委員をつとめていたもので、
オイラも00巻~03巻まで所有している。

あれ?でも表紙のデザインが違う……って文庫?!

そう。去年の11月から講談社学術文庫から再刊行されているのだ。
オイラがもっているのは当然ハードカバー。

日本とは何か  日本の歴史〈00〉縄文の生活誌 (日本の歴史)王権誕生 (日本の歴史)大王から天皇へ (日本の歴史)


04巻以降も欲しかったのだが、いかにせん値段が値段だったので二の足を踏んでいた。
文庫化でおよそ半額ほどになったのだから、それはそれで喜ばしいことではあるのだが、
一つのシリーズの中で版形が異なるのも気持ち悪いなぁ。
なんか複雑。最初から文庫で揃えなおすのも面倒だし。
あぁ、そういや手塚治虫の「火の鳥」も、
最初の黎明編だけハードカバーで、未来編以降は文庫でそろえたんだっけ。

ま、単行本の01巻だけは文庫版と内容が異なるから、
文庫本を買って見比べてもいいかも。
ゴッドハンド恐るべし。

■関連記事
ゴッドハンド!!
網野史学
今はまだ先日のサンライズ座談会記事の後半に取り掛かっている最中なのだが、
これが終わってもいないのに、ふと「こんなのどうだろう」と思いついてしまったこと。

以前にも一覧記事にまとめたアニメージュの富野情報を、
古い号から順々とテキスト起こししてみたいなぁ、ということ。
中にはすでにテキスト起こしされている情報も少なくはないが、
まだまだ日の目を見ていない富野資料もたくさんある……はず。

まぁ思いついただけなので実行には移さないとは思いますよ。
面白いなと今は思うけど、実際にやるとなったら結構な量がありますから。

まぁ、「こいつのことだからどうせ口ばっかりだろ」と思ってくださればいいかと。
あまり期待されてもプレッシャーになるだけですし。
今の作業を終えて、それでもまだモチベーションが残っていたときには、
考えてみないでもないかな……

それにしても「ジ・アニメ」や「マイアニメ」はまだいいとして、
ニュータイプに関しては全くその気が起きないのはどうしてだろう。

■関連記事
脳内完結
富野文字資料まとめ
アニメージュ自分用整理 Part3
自分用ニュータイプ整理 Part1
雑誌掲載富野資料整理
アニメージュ自分用整理 Part2
アニメージュ自分用整理 Part1
年の初めには「物欲に任せて衝動買い・無駄遣いをしない」などと嘯いていたものの、
結局全然自制できないどころか、リミッターがぶっ壊れてしまったのか、
今日は本を10冊近くも衝動買いしてしまいました。
買ったのは以下の通り。

新刊

4000094408世界金融危機 (岩波ブックレット)
Andrew DeWit
岩波書店 2008-10

by G-Tools
尼ではわかりやすいってあったけど、いざ読んでみると案外(やっぱり?)ムツカシー

B001NYU142野球小僧 2009年 02月号 [雑誌]
野球小僧編集部
白夜書房 2009-01-10

by G-Tools
まぁお約束。ドラフト有望選手リスト見たかったしね。

463422240X神社建築 (文化財探訪クラブ)
青木 義脩
山川出版社 2001-05

by G-Tools
鳥居だけでなく社殿建築にも興味をもとうかと。

4199060383金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)
安部 芳裕
徳間書店 2008-09

by G-Tools
ちょっとトンデモぽいけど面白そう。

4532260256間違いだらけの経済政策 (日経プレミアシリーズ)
榊原 英資
日本経済新聞出版社 2008-11

by G-Tools
わかりやすいと評判だったので…

4062879182日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)
内山 節
講談社 2007-11-16

by G-Tools
セットで欲しかった日本人はなぜ狐を信仰するのか (講談社現代新書)はなかった。


ブコフにては

4569655092投資ファンドとは何か 知っておきたい仕組みと手法 (PHPビジネス新書)
北村 慶
PHP研究所 2006-07-19

by G-Tools
金融関係の本読むと必ず出てくるので

4061497898テレビアニメ魂
山崎 敬之
講談社 2005-05-19

by G-Tools
東京ムービーの思い出話。

4413041763日本人 数のしきたり (青春新書INTELLIGENCE)
飯倉晴武
青春出版社 2007-07-03

by G-Tools
買ってからパラパラみたけど薄い内容で(´・ω・`)

4413041976「頭がいい」のに使えない人! (青春新書インテリジェンス)
樋口 裕一
青春出版社 2008-03-04

by G-Tools
立ち読みして面白そう!と買ったけど、落ち着いてみたらイマイチ……

買いも買ったり全部で10冊。

でも、
4532260167世界金融危機 開いたパンドラ (日経プレミアシリーズ)
滝田 洋一
日本経済新聞出版社 2008-12-09

by G-Tools

これとか、

4062879638デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)
たくき よしみつ
講談社 2008-10-17

by G-Tools

これとかも面白そうだったけど我慢した。

4062879492見えないアメリカ (講談社現代新書)
渡辺 将人
講談社 2008-06-17

by G-Tools

これとか、

4582852912アニメーション学入門 (平凡社新書)
津堅 信之
平凡社 2005-09

by G-Tools

これは見つからなかった。





あとでまとめて尼で(ry

ってヲイ!
本当にリミッターがぶっこわれているなぁ。
しかも今頃新書ブーム?

でもいいじゃんかよぅ!自己投資って事で。
ガンプラやアニメ関連書に比べれば、
自分の身になるための読書に切り替わっているんだからさぁ。




と自分に言い聞かせております。
このブログは3カラムのレイアウトを使用している。
ブログ開始当初こそは2カラムだったが、
その後はずっと3カラムだ。

3カラムの場合、本文が中心にドスンとあり、
シンメトリーで座りがいいというか、安定感があることが使い続けている理由だろう。
だが、3カラムの場合サイドバーが左右にあり、
情報が分散してしまうという欠点もある。

聞くところによるとサイトを見るときの人の視線は「F」の字のように動き、
一行目こそ水平方向に長く動くものの、
二行目以降はその距離がどんどん短くなり、
最終的には左側を垂直にしか視線は動かなくなるのだとか。

つまり重要なものは左に置けというのが原則らしい。
翻ってこのブログ。
ずいぶんと情報が左右に散乱している。
同じ3カラムでも囚人022さんのブログのように、サイドバーを2つ重ねるようにして、
2カラムのようにして情報を集中させるレイアウトもある。
実際に左からメイン→サブ→さらにサブといった形で、
だんだんと幅を狭くするレイアウトをすると、
情報効率がいいと書かれているサイトもあった。
ただそれだとシンメトリーではなくなってしまう。
それなら2カラムのほうがいい。

シンメトリーという3カラムの美しさを活かしながらも、
F字パターンに則ってレイアウトを変更したいなぁと考えているものの、
いざとなったら億劫になり、結局元のままでいいやとなってしまう。

とどのつまりいつもの脳内完結ってやつなのよね、トホホ。
馬犬 目 ぽ..._φ(゚∀゚ )アヒャ

■関連記事
変えよっかな
テンプレートに悪戦苦闘
ITメディアニュースにこんな記事が出ていた。

Google、Google VideoのアップロードやJaikuなど6サービスを終了

米Googleは1月14日、Google Videoほか幾つかのサービスの終了を発表した。現在公式ブログで発表されているのは、Google Video、Google Notebook、Google Catalog Search、Jaiku、Dodgeball、Mashup Editorの6サービス。
元記事



フンフーンって流し読みしていたのだが、ふと気がついた。

Google Notebook



( ゚д゚)ポカーン

ちょ、おま……

ようやく使いこなすとまでは行かないが、そこそこ使えるようになってきたのに。
こんなのも作ったのに……
まぁ、サービス終了しても既存のユーザーはそのまま使い続けられるみたいだけど、
代替となるような新しいサービスでもできるのかなぁ?
昨日から読み始めた「イデオンライナーノート」はあっという間に読了。
いやはや、虚虚実実のアニメ業界ウラ話……というか虚が8割以上なのですが、
ぐんぐん引き込まれるように読んでしまいました。
イデオンのスタッフも実名で出てくるので、「イデオンという伝説」を参考資料として用意。
ストーリーともども照らし合わせながら読んでしまいましたよ。
先日富野資料を公開したジ・アニメの臨時創刊にも、
サンライズスタッフが顔写真入りで紹介されているのでそちらも参考に。

いやぁ、富野の文章とは思えないほどくだけていて読みやすかった。
破嵐万丈シリーズのような無理をしたくだけ方ではなく、自然な感じ。
途中からメモするのも忘れるくらい没頭してしまいましたよ。

で、付箋をつけた部分から1つだけ。

「素晴らしい画に、理屈はいらないのよ。映画とかテレビって娯楽なのよね。もっといっちゃえば芸能一般!何の理由がいるものか!SFって理屈の積み重ね。芸能はおたのしみ!」

イデオン上でのギジェとコスモのチャンバラシーンを思いついたときの発言。
言葉の使い方が白富野みたい。真っ黒だった当時の発言とは思えない。
この当時から「芸能」といった言い方をしていのか。
てっきりブレン前後からだと思っていた。
こりゃ参った。

で、今は小説版イデオンの覚醒編読んでます。
ソノラマ文庫版のほう。
およそ7~8年塩漬けにしていたものです。
我ながらびっくり。

こちらはいつもの富野節。
そうそう簡単には読み進めない。
う~ん…この落差はなんだろう。

■関連記事
念願かなって

続きを読む

昨日は富野資料記事をアップしてから、頭痛と寒気に襲われそのまま布団の中へ緊急退避。
読み止しの「The Six Sacred Stones」を読みふけり、そのまま最後まで読了してしまった。
0330426583The Six Sacred Stones
Matthew Reilly
Pan Books 2008-08-01

by G-Tools


前作の「Seven Ancient Wonders」も読んだけど、とにかく話がデカイ!そして間違ってるw
とにかく古代には超文明!
トンデモすぎて(;゚∀゚)=3ハァハァしてしまう。
文章自体もそれほど難しいってほどではない。
状況描写に関してはふんだんに地図や図解イラストを挿入してあり、
それが参考に出来るのでわかりやすい。
ただやはり、リズムに乗れないと全く読み進めないけど。

物語は前作に続いて地球の危機を救うため、
主人公たちが超古代文明が残した「Machine」を発動させるため、
地球の6箇所にあるVertexという装置にダイヤモンドのpillerをセットするというもの。

読んでいくうちに物語の進展の遅さが気になってくる。
前作は「Seven」だけあって、7つの冒険があったのだが、
今回は半分を過ぎても2つ目がなかなか終わる気配がない。
どんどん新たな状況に追い込まれていく。
残りページが100ページをきっても状況は変わらない。

そういえばこの作品、続編が今年の12月に発売されることが決まったばかり。
これはもしかして、「(キートン山田口調で)後半に続く」ってやつなのか?
というかそうとしか考えられない。
そんなことを思いながら読み進めていくと……やっぱりそうでしたー!!
しかも主人公が死ぬところで終わってるよァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
いや、死んではないんだろうけどさ。
作中でも一度死んだと思ったけど実は生きてました!ってあったし。
それにしてもさぁ、もっとスマートなやり方があろうね。
まさか最初の2つの冒険だけで1冊刊行してしまうとは。
なんか騙された感じ。
ま、たぶん続編も読みますけどね。このままじゃ気持ち悪いし。
拉致された主人公の娘の双子の兄とか、ヨーロッパ王家の相続人とか、
スルーされっぱなしの設定が多すぎる。

で、この作品。
いろいろな国がpillerをセットしたものに与えられる見返りを求めて登場するんです。
アメリカと中国と中東は石油に代わる永久機関を求めて手を組むし、
前作で主人公達やアメリカと対抗したヨーロッパ諸国家も狙っている。
オーストラリアやジャマイカなど主人公サイドの小国連合ももちろん登場。

そんな中日本も登場するんですね。
どんな役回りかというと……その名も血の兄弟団。
2次大戦の敗戦の汚名を雪ぐため世界を破滅して、
全てをなかったことにしようというなんともカルトな集団。
「日本は世界で一番名誉を重んずる民族だ」とかいつの時代の人間よwwww
「ヨロシイ、イマハイリナサイ」とか珍妙な日本語も登場するしさぁ。
この日本人たちも次作では期待したいなぁ。いろいろな意味で。

で、これを読み終わった今は、いよいよ「イデオン・ライナーノート」を読んでます。
「イデオンという伝説」を横において人物とかストーリーとか確認しながら。
いやぁ、富野のダメな面をすごくデフォルメしていて面白い。
良輔監督の自虐的な自己評と似通っているようなのは気のせいかな?

■関連記事
7→6→5
買ってしまったもの、買わずに我慢したもの
まさか続編が出るとは
2ヶ月で1冊
徒然なるままに

続きを読む

昨年の6月から左カラムに置いていた非富野アニメの視聴アンケート。
今日になって最多得票が100票に到達したので終了することにした。
その結果は、

1 ダンバイン 100
2 キングゲイナー 97
3 ブレンパワード 90
4 イデオン 81
4 エルガイム 81

といったところ。
個人的には「ガーゼィを見た」に31票も入ったとことにびっくり。
「トリトン」の27票より多かったよ……。
先日から取り組んでいた富野資料のテキスト起こしがようやく目処がついたので、
今日から前後半2回に分けて公開してみる。

その資料とは81年に発売されたジ・アニメの臨時増刊、
「機動戦士ガンダム/日本サンライズ製作作品その世界特集号」。
その中に収録されているサンライズメインスタッフ5人による座談会。
出席者は、当時の日本サンライズ取締役山浦栄二氏、
当時は1スタから井荻スタジオに移って劇場版の監督をしていた富野、
富野同様井荻スタジオで仕事をしていた安彦、
2スタでトライダーG7を担当していたアニメーターの佐々門信芳氏、
トライダーの脚本を担当していた鈴木良武(五武冬史)氏の5人。
サンライズに対するなかなか鋭いつっこみなども飛び出している。

今こそ、日本サンライズの将来にとっての、折り返し点ではないのだろうか?!
メインスタッフ座談会 今こそ日本サンライズの明日を考える

★今アニメファンの注目を集めている日本サンライズ。「機動戦士ガンダム」の劇場版の初日から1週間。現在の心境と、サンライズの創立期から現在、未来について、メイン・スタッフ5人の方に語っていただいた。「ハゼドン」「ゼロテスター」「勇者ライディーン」から「ガンダム」へ!そして―次に我々の前に現れる作品は!?

「ガンダム」映画化……、ウーン、実感がないなァ


司会 お忙しいところを、お集まりいただきましてありがとうございます。今日は、日本サンライズのメイン・スタッフの皆さんに、創設当時の思い出話や、今圧倒的な人気の「機動戦士ガンダム」のことに関して、色いろとお話していただきたいと思います。

富野 こういう事は山浦さんから。今「ガンダム」が上映されて、どんな心境ですか。

山浦 ウーン。わかんないのよ。迷っちゃってね。実際、もうちょっと時間がたってみないとね。嬉しいといえば、それは嬉しいですよ。お客さんが入ってくれるのはいいことですし、オリジナル作品だけやってここまできたってこともあります。でも、実感といっても、僕は現実の作り手ではないから、はっきり自分が作ったんだという感慨はないんですんね。どちらかといえば、コーディネイトとか、マネージメント的な部分ですから。まあ、よかったな―とは思っています。ただ、テレビで20パーセント(視聴率)をとった、などとは違うんですね。

富野 それは同感ですね。実感がないというのは。それにまだ上映されて1週間でしょう。実際の輪郭がわからないのですよ。前売りがいくら売れたといっても、まだ実数はつかめていないし、ウィークデーの入りは、やはりこういう作品ですから、いいわけはない。ですから、興行的なことでの感想はありませんね。でも、作り手としては、テレビとして作っていたものを、大画面に映すとどうなるかというようなことがわかって、やってよかった、という実感はありますよ。

司会 と、いいますと……

富野 よかったというのは、テレビを作っている時、なんとなく思いこんで作っていたところがあって、それを実際に映してみると、色いろな意味で予定が狂ってくるわけです。そういった部分を、客観的に見ることができたというのが、すごく嬉しかったことです。しかし、映画を作って、みんなに見てもらったら嬉しい―なんてものはあまりありません。真正直に映画用のフィルムを作ったわけじゃないですし、所詮継ぎはぎです。そのへんの後ろめたさがつきまとって、自分で思っていたほど素直に喜べないし、図にのって当たってよかったろうなどとはとてもいえません。かといって、ひどかったのかというと、自分で手がけたものですから、そんなおぼえもない。やはり、製作者サイドから、テレビを大画面に映したらどうなるかということを、大変よくわからせてくれた―そういう意味で嬉しいです。

安彦 僕も、新作ではないので格別にはないですね。やるまでは、お金を払って見に来てくれる人が、どのくらいいるかなんて見当もつかないわけです。10万人でも100万人でも、どこで切っても不思議じゃないような状態で……。ま、それがやってみて、ある程度想像を絶する(お客さんの)数が入ったんだなと思うと、とまどいもありますが、とても嬉しいことです。これは素直に喜んでいいと思います。

富野 全国一斉に100館以上で上映されて、またマスコミ媒体でガンダムが紹介され、アニメがわかってくれる人が出てくれるというのは嬉しいですね。でも、そういう感じ方はあっても、僕の映画処女作が―というような感慨は持ちえないというのが今までの心境です。

安彦 これだけ見てくれる人がいてくれるなら、色いろできそうだという虫のいい考えを持っているんですよね(笑)。率直に嬉しいというべきでしょうね。これが新作だとか、もう少し密度の濃い仕事で味わえたら、また格別だと思いますが。それに、ガンダムの2部3部もありますし、他の仕事もありますから、次のことの方が大変だというのが実感ですね。

富野 嬉しくないということでは、決してないんです。期待したほど嬉しくない、ということでして(笑)。現実に重いことばかり見えてきて、つらい……このつらいという部分は、今安彦くんがいった部分につながるわけで、今のことは考えていられないのよね、というのが実感です。

安彦 色いろやれそうだ、ということは、うかつなことをすると、100万人に笑われるということもあるし(笑)。

山浦 今言えることは、きちんとポイントを出して作らにゃ、ということ。僕なんか実感でつかまえられるというと、テレビのブラウン管なんですよね。劇場にいっても全体の見通しがつかないわけ。ショックなのは、劇場いっぱいの人でして、もう僕なんかすくんじゃうんですね。入場する人たちが500円も出してプログラムを買ってくれる姿なんか見ちゃうと、もう最敬礼したくなる(笑)。

ファン層の広がりはどういう現象なのだろう


鈴木 僕はガンダムは、テレビでチョコチョコ見ただけで、映画で初めてまとめて見たんだけど、不思議でしょうがないんですよ。ガンダムが放映された頃さわいでくれたのは、中・高校生というかなり高い年齢層だったけど、今、劇場には小さい子が見にきてる。ファン層がそこまで降りてきたという、その意味がわからないんですよ。戦闘シーンはじっと見ていても、会話などのシーンでは走り回るような小さな子まで広がるというのは、どうなっているのか。また、これは喜ぶべきなのか、それとも他の意味があるのか分析すべきではないかと思うんです。

司会 ファン層が広がったというのは事実だと思いますが、富野さんはどうお考えですか。

富野 単純にそれは、知名度が広がったということだと思います。また、ガンダムは、ロボットの格好をしているから、チビちゃんたちが見にくるのだということでしょうね。といって、低年齢化に合わせる必要はないと思います。たとえば「2001年宇宙の旅」(スタンリー・キューブリック監督作品/編注)なんか、最初TIME誌が取り上げて、日本で上映してもそれは見るも無残なありさまで、アカデミー賞をとった後でも、どういうことはなかった。それが、10年以上たって上映されたときは、小学生が見にくるわけです。でも見終わった後に「なんだ?ありゃ」……―あたり前ですよね。だから、ガンダムについても(ファン層に関しては)感知する必要がないと思っています。僕の考えでいえば、あえて低年齢化にあわせようとして失敗した作品はありますよ。

山浦 ひとつだけガンダムについていえるのは、あの作品は単なるムードで売っているのではないということですね。

富野 不幸にして、ガンダムはロボットものの絵づらがある。だから、他の作品に比べれば、低年齢の子が見やすいだろうなと考える―でも、30分見ればあきちゃって「お母ちゃん、帰ろうよ」となるわけです(笑)。それは、またそれでいいと思います。その中から、見ている間に気に入ってくれる子も出てくるわけです。僕たちだって子どもの頃、大人ものの映画を、「つまらないだろうな」と思いながら見にいって、何かひかれるものを感じたことがあったし、5年~10年してまた見たりすると、やはりよかったってことはいっぱいありますよ。意識してお客さんにあわせる必要はない。ことに映画の場合は、そう思います。製作者が、全力を尽くして作ったか作らなかったか、ということです。―単純に今日は言わせてください。

安彦 まあ、大衆化して、見ないと遅れるよといったところかな。小さい子には悪いなという気もしますけど。

富野 僕の家の近所に、小学校4年生の子がいて、この子がテレビ放映からのファンなんです。他の子と違うのかもしれないけど、それでもガンダムを見ている。だから、大人たちは、クロスでとらえない方がいいですよ。

安彦 大衆化は、もうパターンですよ。作り手は、ゴーイング・マイウェイでいいんじゃないですか。

佐々門 僕はガンダムに関しては、見てないんですよね。再放送で今見ているわけで……遅れてるんですよね。(笑)

「映画になってよかった」そんなことはいえない


富野 サンライズの場合は、「ガンダム」の他に、「トライダーG7」を作っている。こういったサンライズの製作方針は、個人的に好きですね。(佐々門氏に向かって)どう思います?

佐々門 あれは、山浦さんあたりの考えがあったんじゃあないの。

富野 いや、山浦さんあたりじゃないよ。あれは、たとえば僕が当事者であれば、同じ事を考えますよ。ひとつの方向としては、間違いじゃないわけですよ。たとえばトライダーのつかまえ方とか、売り方というのは、企業レベルで見た場合、正解だと思っているし。

佐々門 あれはあれなりに、欲求不満もあるんですよ。徹底していれば、もう少しなんとかなったのではと。それから、僕もガンダムみたいな作品を描いてみたかったですね。

富野 それは、日本サンライズの製作レベルでの、シフトの敷き方の問題ですよ。今、佐々門さんがおっしゃったことは、映画での何何組と同じく、サンライズもプロデューサーの名で、なんとかプロデューサー組みたいな体制を敷きすぎているために、スタッフの交換性がないんですよ。だから、今佐々門さんが言ったようなこと―トライダー路線に個定(原文ママ)されちゃう、みたいなことが出てくるんですよ。脇から見ていると、カッチリした作り方をするには、そう簡単にスタッフを動かしちゃいけないという気もしますが……。

安彦 残念だったのは、ガンダムからトライダーに切り換えた時、トライダーこそ本物で、ガンダムは間違いだった、とかなり公然と発言した人がいたことです。社内的に、そういった話が出てくるなんてのは、やっちゃいけないことだし、言わなくたって、ガンダム作って、トライダー作って、水戸黄門(ダイオージャのこと)作ってといったことは、とうの昔に基本的に了承しているわけですよ。作り手が、間違っていたなんてのは、絶対におかしいし、残念な現象だと思いますね。

富野 会社組織の中で、ガンダムは何であったのかということを、本来承知していなくてはいけないわけですよ。こういうことは、プロダクションへの課題として、残るべきです。僕はガンダムよし、トライダーよし―そしてまた、徹底していなかったという部分で、気に入らない。ガンダムも、色いろな意味でその日暮らしだったし、しのいでやってた部分が見えすぎたフィルムができてしまった。だから、映画になったからよし、なんてことは口がまがっても言えないわけです。



後半へ続く


B000UABW5C機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス [DVD]
鈴置洋孝, 古川登志夫, 永井一郎, 古谷徹, 富野喜幸(現:富野由悠季)
バンダイビジュアル 2007-12-21

by G-Tools

B0009XTEIC無敵ロボ トライダーG7 DVDメモリアルボックス
佐々門信芳 大河原邦男 矢立肇
バンダイビジュアル 2005-09-23

by G-Tools


■関連記事
「自分の作品を客観的にみることができた……」
眠っていた富野資料

続きを読む

kaito2198さんのブログTOMINOSUKI/富野愛好病にて、
イデオンにおける富野と滝沢敏文氏に関する考察が公開されている。
そこで、

『イデオン』以外、『エルガイム』、『Zガンダム』、『ガンダムZZ』などの富野作品も手掛けた滝沢さんですが、正直いうと、その時期の滝沢さんについてよく分かりません。あまりその時期の資料を持っていないのは一つで、もうひとつの原因は僕は高橋監督の作品について疎いことです。なので、高橋監督が滝沢さんに与えた影響についても検証できないのです。


とkaito2198さんが書かれていた。
何かお手伝いが出来れば、と考えていたところ、たまたま別の用件で手にした資料に、
滝沢氏の演出に関する幾ばくかの記述があったので、
一助になればとここに公開してみようと思う。

その資料はジ・アニメの83年6月号。
この号で、ボトムズの演出法について取り上げられており、
そこで演出の滝沢氏のほか、1話~4話の各話演出を担当した加瀬充子氏、知吹愛弓氏、
川端蓮司氏、谷田部勝義氏がコメントしている。

装甲騎兵ボトムズにみるHARD BOILED演出法

重いけど暗くならずに



『ボトムズ』の最初の印象は、どちらかというと重いストーリーといった感じであった。ハードで、シリアスなのだ。

滝沢「重いのは確かです。ただ、それをいかに暗くならないように描くかが、ひとつのポイントですね。今のところ、ちょっと暗いかなって気がしますが、まあ、見終わった後『面白かった』と言ってもらえれば、いいと思っています。しかし、全編がひとつの演出法ということはないでしょう。マンガっぽいものもありますし、ハードなものもあります。」

『ボトムズ』は、まず宇宙からストーリーが始まった。装甲騎兵スコープドックのパイロット、キリコ・キュービーは、終戦間近に味方の小惑星への攻撃という奇妙な作戦に参加する。そのために、ある組織と軍に追われるはめになる。
 キリコは、ウドという街に流れつき、そこでさまざまな事件に出会う。

滝沢「13話までは、ウドの街が舞台になります。ただ、雰囲気は変化していきますね。で、13話でウドの街のシリーズが終了し、次には別の場所へ移動します。そして、それも13話続き、また別の場所へというぐあいに進みます」

どう描こうかと迷いながら……



滝沢「全体の雰囲気として―まあ、動きなんかも含めてなんですが、第6話なんかは、そんなにハードじゃありません。実のところ、僕らもどう描こうか、どう描いたらいいか迷っているところもあるわけです。そのせいか、変わったムードが出てくるようですね。まあ、逆に特徴となっているんじゃないでしょうか」

『ボトムズ』の演出陣は、みんな若手ばかりである。そういったところも、このムードのファクターとなっているのだろう。

滝沢「そうですね。ひとりひとりがひと言でいえないくらい違っていますね。若くて完成されていない面白さがあります。それは、悪くても良くても出てきますね。まあ、僕も含めて、みんなそうです。」

滝沢氏は、コンテ直しをやって、その後の処理はまかせているという。

滝沢「あれだけ1話ごとに個性的なフィルムが上がってくると、悪くいうとまとまりのないということになりますね。でも、それも面白いと思いますが……。こうしよう、ああしようというのではなく、その場その場で苦しんでいくうちにでき上がっていくというのが、正直なところなんです(笑)。」

『ボトムズ』は、まずロボットそのものが、これまでとは違うようだ。

滝沢「空を飛んだりする便利ロボろ違って、今回は、作っていく上でもちょっと展開しづらいですね。」

キリコがいかに普通になるか!?



『ボトムズ』のヒーロー、キリコもまた、一風変わったキャラクターだ。

滝沢「人間ドラマや感情の部分では、キリコ自体が殺伐とした人間なんですね。そのキリコが、いかに普通の人間に戻るか、周囲の人々とうちとけていくか―そのへんがうまくできた時に『ボトムズ』は、すごく面白い作品になると思います。」

戦争が終結して、ただひとりだったキリコも、ココナや、バニラと知りあいになる。そして、さまざまなでき事をくぐりぬけた後、キリコがどう変わるか―これは、注目すべき点である。

滝沢「理想をいえば、偶然『ボトムズ』を見た人が、面白かったからまた見ようというのがいいですね。そうすれば視聴率も上がるし(笑)。とにかく娯楽作品ですから、面白いといわれたいですね」


前半で触れている「暗くならないように」というのが一つのポイントかもしれない。
というのも、この翌年84年のジ・アニメ5月号付録の小冊子、
「ボトムズメモリアルブック」のコメントでも滝沢氏は、

この作品では、できるだけ暗くしないようにしました。暗いのは僕も嫌いですしね(笑)
日常的部分を描いて、面白く、少し軽くしたつもりです


と語っている。
そうなると、同じ人が、あの徹底的なまでの閉塞感を伴う「発動編」の演出をしたのか……
ということに驚いてしまう。

でも「高橋監督が与えた影響」とは全然関係ない記事だったなぁ(;^ω^)

ちなみにこのジ・アニメの83年6月号、
日本サンライズ(当時)の両輪である富野・高橋両監督の露出が非常に多い。
以前に紹介した富野とドン・上野の対談や、
ザブングルグラフィティ&ドキュメントダグラムの制作発表会見の紙上再録、
高橋監督のインタビューなどなど。
高橋監督のインタビューは「イデオンはリアルロボットじゃない」なんて発言も飛び出している。
これについては機会があればまた。

■関連記事
ジ・アニメ 83年6月号 ドン上野のマスコミランドVol.23 富野由悠季VSドン・上野
先日から取り掛かっている富野資料のテキスト起こしがなかなか進まない。
集中力が減退しているのに加え、セル画が背景の厚紙とともに2枚綴じこまれているため、
開いた状態にしておけないのだ。
挟んだり物を置いたりするもののなかなか難しい。
書見台でも挟めない。

そんなこんなで苦労していると、別の箇所で富野資料を発見。
ありゃ。
この資料を入手してからしばらく経つけど初めて……
と思ったら忘れてただけでした。
しっかり書いてるわ。

ということでこちらの方が取り掛かりやすそうだったので、
先にテキスト起こししてみた。

例えロボット物とはいえ、オリジナルの作品を創する環境を与えてくれるサンライズへの感謝の辞。

オリジナル時代へ

富野喜幸

  僕の社会的な立場は、未だフリーの演出家である。にも拘らず、日本サンライズの専従になってしまった。これは偶然ではない。フリーになって幾つかのプロダ クションに仕事をさせて貰って、その結果が日本サンライズであった。その理由は、オリジナル指向のプロダクションであったからだ。それがたとえロボット物 であろうが、創作者でありたいと願っていた僕にとって、このサンライズの方針はありがたかった。
 白紙から(原作がなくって)フィルムを創るとい うことは、本来の作家的な勘を養う上で重要なことだと信じたからである。殊に、その辛さと面白さのふたつをスタッフ・ルーム制作の“海のトリトン”のとき に味わった。いつか書きたいものがあったら書く、とか、いつかオリジナルをやらせて貰える時があったらやる、という考え方は、不器用な僕にはできないこと だと考えたのである。
 オリジナルを得る、ということは、才能がある人でない限り、そう突発的にできるものではないだろう。
 慣れるしかない。
 そのためには、サンライズの与えてくれたチャンスは重要なのではないだろうか?
  僕のそういった考え方が、“ライディーン”以来、日本サンライズの仕事をするという結果になったのである。そして、僕のそんな気分を間断なく支え、触発し てくれたスタッフが居たのがサンライズなのである。サンライズは個人プレーでは達成されなかっただろう力のあり方、示し方を教えてくれた。同時に、個人的 立場からみたサンライズが充分とも思えないのである。お互いに、しのぎをけずる、というのが正しい表現だと思う。
 今後、どういう形で進化するのか、衰退するのかはわからないが、とにかく、やってみたい、と思う。願うは、末永くご愛顧の程を、というのが今の僕の心境である。


さりげなくトリトンに触れているのがなんとも。
あれは原作つきとはいえ半ばオリジナルだったからなぁ。

そんなサンライズも今はバンダイの子会社となり、
メディアミックスという大義名分の下、
原作つきの作品も手がけるようになりましたとさ。

■関連記事
オリジナルの肝 Vol.11富野&良輔対談(5/5):上井草の雷親父
原作者をつぶすぞ~
コーヒーブレイク
「自分の作品を客観的にみることができた……」
いつものことながら慢性マンドクセー症絶賛発症中。
なにをやっても集中力と持続力がなくて('A`)マンドクセってなってしまう。
本当に根気がないんだから。

今日はなにを思ってか久しぶりに、
「日本人はるかな旅」の第1集を見てしまったのだが、
1時間弱を見るのに2回も休憩入れるほど集中力がない。

日本人はるかな旅 第1集 マンモスハンター、シベリアからの旅立ち [DVD]
日本人はるかな旅 第1集 マンモスハンター、シベリアからの旅立ち [DVD]ドキュメント

エイベックス・トラックス 2002-03-20
売り上げランキング : 94566


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

内容は何度見てもやっぱり興味深かった。
やっぱりね、日本って単一民族なんかじゃなくて、
いろいろな人種が交じり合った結果なのよね。
富野のいうカルチャーミックスとはちょっと違うけど。
ちなみにオイラは湿型耳垢の縄文人の遺伝子を受け継いでいますが何か。

でもやっぱり休み休みだと観ていて混乱するところも。
これじゃ映画を見る気にならないのも当たり前だな。
とか言いながら今日借りてきちゃったけどな。

B001GGRBDGソーラー・ストライク サード・インパクト [DVD]
スザンナ・シモン ヨヘン・ニッケル ヨハネス・ブランドラップ
ビデオメーカー 2008-12-10

by G-Tools

つーかDVD借りない宣言はどうしたんだとw

だってさぁ、「ソーラー・ストライク 」、「ソーラー・ストライク セカンド・メルトダウン」と見たら、
サードも見なくちゃねぇ。

まぁこれも見ないで塩漬けになるんだろうけど……
今年中には見られたらいいなぁ。

■関連記事
消費をしないニュータイプ
ソーラー・ストライク セカンド・メルトダウン:ダメ映画レビュー

続きを読む

プロフィール

さとまる

  • 書いてる人:さとまる

  • 北関東在住のおっさん。
    富野信者、富野研究家ではありません。ただの富野資料蒐集癖。
    アルバトロスのZ級映画が大好物。
    ご連絡はdameganoあっとgmail.com(あっとは記号に直してください)までお願いします。

    このブログでは「富野作品論」のような難しいものは扱っておりません。それらをお求めの方のご期待に沿えることは難しいのでリンク先の各サイトを参照なさることをお勧めいたします。


follow us in feedly
月別アーカイブ

2017年 02月 【3件】
2017年 01月 【8件】
2016年 12月 【6件】
2016年 11月 【8件】
2016年 10月 【11件】
2016年 09月 【5件】
2016年 08月 【5件】
2016年 07月 【5件】
2016年 06月 【10件】
2016年 05月 【4件】
2016年 04月 【10件】
2016年 03月 【10件】
2016年 02月 【7件】
2016年 01月 【10件】
2015年 12月 【15件】
2015年 11月 【14件】
2015年 10月 【13件】
2015年 09月 【21件】
2015年 08月 【20件】
2015年 07月 【19件】
2015年 06月 【16件】
2015年 05月 【12件】
2015年 04月 【26件】
2015年 03月 【22件】
2015年 02月 【19件】
2015年 01月 【34件】
2014年 12月 【23件】
2014年 11月 【23件】
2014年 10月 【24件】
2014年 09月 【26件】
2014年 08月 【31件】
2014年 07月 【21件】
2014年 06月 【29件】
2014年 05月 【32件】
2014年 04月 【36件】
2014年 03月 【35件】
2014年 02月 【42件】
2014年 01月 【49件】
2013年 12月 【35件】
2013年 11月 【46件】
2013年 10月 【24件】
2013年 09月 【30件】
2013年 08月 【35件】
2013年 07月 【25件】
2013年 06月 【19件】
2013年 05月 【13件】
2013年 04月 【14件】
2013年 03月 【18件】
2013年 02月 【21件】
2013年 01月 【33件】
2012年 12月 【30件】
2012年 11月 【30件】
2012年 10月 【23件】
2012年 09月 【20件】
2012年 08月 【19件】
2012年 07月 【18件】
2012年 06月 【17件】
2012年 05月 【29件】
2012年 04月 【22件】
2012年 03月 【21件】
2012年 02月 【22件】
2012年 01月 【19件】
2011年 12月 【22件】
2011年 11月 【20件】
2011年 10月 【32件】
2011年 09月 【29件】
2011年 08月 【32件】
2011年 07月 【32件】
2011年 06月 【32件】
2011年 05月 【36件】
2011年 04月 【34件】
2011年 03月 【34件】
2011年 02月 【29件】
2011年 01月 【36件】
2010年 12月 【33件】
2010年 11月 【34件】
2010年 10月 【37件】
2010年 09月 【35件】
2010年 08月 【36件】
2010年 07月 【31件】
2010年 06月 【32件】
2010年 05月 【33件】
2010年 04月 【30件】
2010年 03月 【38件】
2010年 02月 【31件】
2010年 01月 【32件】
2009年 12月 【31件】
2009年 11月 【31件】
2009年 10月 【38件】
2009年 09月 【33件】
2009年 08月 【39件】
2009年 07月 【39件】
2009年 06月 【38件】
2009年 05月 【35件】
2009年 04月 【37件】
2009年 03月 【44件】
2009年 02月 【44件】
2009年 01月 【40件】
2008年 12月 【43件】
2008年 11月 【40件】
2008年 10月 【54件】
2008年 09月 【37件】
2008年 08月 【36件】
2008年 07月 【32件】
2008年 06月 【42件】
2008年 05月 【47件】
2008年 04月 【33件】
2008年 03月 【40件】
2008年 02月 【38件】
2008年 01月 【51件】
2007年 12月 【40件】
2007年 11月 【41件】
2007年 10月 【35件】
2007年 09月 【38件】
2007年 08月 【39件】
2007年 07月 【31件】
2007年 06月 【36件】
2007年 05月 【54件】
2007年 04月 【42件】
2007年 03月 【50件】
2007年 02月 【45件】
2007年 01月 【44件】
2006年 12月 【49件】
2006年 11月 【42件】
2006年 10月 【50件】
2006年 09月 【44件】
2006年 08月 【62件】
2006年 07月 【54件】
2006年 06月 【51件】
2006年 05月 【55件】
2006年 04月 【46件】
2006年 03月 【50件】
2006年 02月 【46件】
2006年 01月 【43件】
2005年 12月 【42件】
2005年 11月 【43件】
2005年 10月 【63件】
2005年 09月 【48件】
2005年 08月 【63件】
2005年 07月 【69件】
2005年 06月 【73件】
2005年 05月 【86件】
2005年 04月 【60件】
2005年 03月 【31件】
2005年 02月 【29件】
2005年 01月 【25件】


PAGE TOP