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2008.12.31
2008年も残すところ7時間あまり。
ということで、今年も一年を振り返っての総括をしてみようかと。

今年は新旧管理画面統括問題に始まり、
新年早々ブチ切れ記事があげてしまっていたっけ。

総アクセス数は100,417。
12/28までの集計だった昨年に比べると微減といった感じ。
一日平均だと274前後。こちらも昨年とほぼ変わりなし。
ユニーク数は52,148。

日別では、「富野セリフの作り方」をカトゆーで取り上げられた1/24が1,854でトップ。
以下、「富野文字資料まとめ」を公開した9/16が740、
富野出演番組のレビューを書いた6/12が695、
「富野文字資料まとめ」公開翌日の9/17が651、
「エルガイムはスターウォーズのお隣さん」をカトゆーで取り上げられた5/17が597。

アクセス数の多かった記事は、
映画をつくるということ 2746
富野ゼリフの作り方 2054
富野VS庵野 1555
富野文字資料まとめ 1160
記憶のふたが開きそうです 716

今年の記事が2つしかない……

リンク元は以下の通り。
シャア専用ニュース3020
囚人022の避難所 1718
カトゆー家断絶1629
ダーゴルのお城~管理人室 1512
TOMINOSUKI/富野愛好病 726

まあいつもお世話になっているところが大半。

最後に検索語句はこんな感じ。

ひびのたわごと1331
庵野375
リーンの翼 感想 204
オーラバトラー戦記162
富野由悠季 インタビュー 153

去年なかった富野関連がランクインしてますね。
来年も小出しながらも富野資料をアップしていこうかなとは思っておりますが、
いかにせん億劫がりなもので……。

さて、このブログも来年で実に丸4年になるでありますよ。
ちりも積もればなんとやら、1日も欠かさず続けてきた結果、
記事は2000を越えましたよ。ウヒャ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!!

来年もなんの成長もなく、こんな感じの駄文を書き連ねていることと重いますが、
なにとぞみなさんよろしくお願いいたします。

■関連記事
総括
いやいや、思わぬところに富野資料の存在を知ってしまった。
それは日大生産工学部の学部案内。
今年の6月に行われたオープンキャンパスで参加者に配布されたものらしいのだが、
その冒頭で学部長が富野にインタビューをしているのだとか。

東大工学部のシンポジウムもそうだったが、
最近の富野はアカデミックだなぁ。
おそらく宇宙工学とかそういった感じのことを話しているのかしら?

今になっては見ることすらかなわない幻の富野資料。
オイラが受験生だったら問い合わせてみたかもしれないが、
三十路も半ばに差し掛かったオサーンだしねぇ。
嗚呼一度で良いからみてみたいわぁ。

(追記)
今の段階なら入手不可能ではないらしい。
ここから資料請求すれば無料で届くみたい。
ま、オイラはやめておきますが勇者募集中。

気がつけば今年も残すところあとわずか。

今年は念願の「『イデオン』ライナーノート」をようやくゲットできた上に、
富野小説のコンプリートも達成。
そういった意味では恵まれていたけれども、
生富野遭遇のチャンスは3回も逃した上、
TV出演も「私が子どもだったころ」は見ることができたものの、
「日めくりタイムマシン」については観ることができず。情報も得られず。
これは悔しかったなぁ。

来年は生富野に遭遇できるかなぁ?できればいいなぁ。

ということでダメガノ的来年の抱負。

1つめは「G-SAVIOURは本当のハリウッドじゃない」という富野発言のソース確認。
どこかで目にした発言なんだけど、ソースが確認できない。
これを今年こそは確認したい。

2つ目はギムGがぐぐって発見したというG-SAVIOURのヘッドディスプレイ。
PS2のゲームの販促商品か特典商品だったらしい。
今は使ってないないPCのブックマークに入れていたため、
現時点ではその画像を確認できず。
だからローカルではなくてウェブ上に保存しろと。2.0なんだから。
これが本当に実在するのかどうか確認したい。
どんなに検索しても見つからない。
たぶんG-SAVIOURを愛するあまり、脳内で作り出してしまった可能性も……

■関連記事
さらに富野講演会
富野出演情報を教えていただきました
富野講演キタ――(゚∀゚)――!!
富野小説コンプ達成!
富野が子どもだったころ……はポマード七三
念願かなって
残念無念
ふと、気になってしまった。

このブログでタグを使い始めたのは今年になってから。
一月もしないうちにタグの使い方がわからなくなって、
こんな記事とかこんな記事を書いて助けを求めていた。
そのおかげで、一月後には自分なりのタギングのルールもそれなりに決めていた。

でも、やはり記事の数が多くなってくると、それだけタグの数も多くなり、
結果として重複したり、1記事のみのタグなども増えていく。
左サイドバーのタグランキングでは上位10までしか表示されていないが、
ソースを見ると全てのタグが読み込まれている。

そんなことが気になってしまい、
この年の瀬にタグの整理と統合にやってみた。

そもそも何かテーマがあって始めたブログではなく、
本当に日記の延長で始めているので方向性がまとまっていない。
そのために、いろいろな種類の記事があってまとめるのも一苦労。
むしろ積極的に1記事タグは削除の方向で、どんどん削っていった。

また記事数が増えそうなタグに関しては、
逆に過去記事を検索してどんどん入れていく。
その結果、時期的に劇場版Zに関する記事が多かったために、
「Zガンダム」のタグが急上昇してランクイン。

とまぁこんな感じでやっていったけど、結局数が多いし、
タギングの基準もわからなくなってきたため途中で挫折してしまった。
そのため中途半端にタグがついていたり、ノータグだったりとバラバラ。
なんか上手い整理法ってないものですかね?

■関連記事
タグってこんな感じかな
タグ……の続き
タグ

続きを読む

なにやらアニメ板を中心に、アニメ業界に関する富野の苦言らしきものが流布しているが、
あれってソースがはっきりしていなくて、本当に富野の発言なのかどうか非常に胡散臭い。
もし本当に富野の発言ならば、情報の出元を何とかして知りたいものだがどうだろうなぁ。
なんか捏造コピペみたいな気もするんだけど。
もしかしてあれが上井草フリーマガジン Vinci2号に掲載予定の富野インタビューだとすれば、
いかなる手を使ってでも手に入れたいところだが、
実際GENROのブログを見ても2号の配布が開始した様子はなさそうだし。

ま、そのうちわかるでしょ。
ボトムズBLOGで知ったのだが、
先日行われたイベント「ボトムズ忘年会」の様子が動画配信されているらしい。

ボトムズファンがほくそ笑むような垂涎ネタ満載、ほろ酔い加減ですすむトークには、なかなか聞けないぶっちゃけ話も満載

ということらしいので、早速見てみようと思った。

ところがだ。
ここで問題が発生。
この動画はBIGLOBEストリームというところで配信されているのだが、
ここにアクセスしようとするとブラウザごと落ちてしまう。
動画が見られないというレベルではないのだ。
サイト自体が見られない。
IEの問題かと思いFirefoxのIETabでアクセスしてみたが、こちらもブラウザごと落ちる。

こりゃどういうこっちゃと調べてみたら、どうやらDRMの認証が関係してるらしい。
そこで、こここのあたりを参考にしながら、DRM認証の再インスコとアップグレードをしてみた。
ところがやっぱりダメ。
2度繰り返してみたがそれでもダメ。
WMPを10にロールバックしてみたがやっぱりダメ。

ナンダヨー!!

(´・ω・`)
で、この現象、Yahoo動画でも発生するらしいので、試しに再生してみたところ…
はい、見事に落ちました。
(´・ω・`)

ヽ(`Д´)ノモウミネーヨ!!!

ニコ動とかYoutubeとかflv系の動画サイトは全く問題ないんだけどね。
アドレスも解読できないからローカルぶっこ抜きもできないし……
あ~あ…
いつものように情報収集していたらこんな情報を発見。
来年1月5日発売の「東洋経済」に、富野のインタビューが載るそうですよ。

インタビューでは富野監督の若者感についてお話をうかがいました。
『週刊東洋経済』 によく登場される方々の発言とは違う、
稀代のクリエーターならではの非常に新鮮な発言で、
考えさせられる場面が多くありました。

しかも 『ガンダム』 をはじめとした富野監督の世界観が、
現実社会の見方にも投影されている。

「富野ワールド」 と現実世界は、
しっかりと結びついていることをあらためて感じました。



ほほう、なるほど。面白そうじゃない。
でもまたこうやってお布施するのか……懐がやばいのに……。

そういや上井草のフリータウンペーパーもどうなったんだろう。
あっちも見てみたいけど。
初回を見てガツンとやられ、その後もズルズルみていた「喰霊-零-」。
なんだかんだで最後まで観てしまいました。
で、感想はと言うと……結局初回の仕掛け「だけ」だったなと。
オタクが好みそうな記号をばらまいた、あざとさというか作意だけが目に付いてしまい、
肝心のストーリーが「それで?」という感じ。
まったく心に残らない。完全に消費するだけ。

たとえは悪いけど結局のところ製作側のオナヌーにすぎないよね。
枝葉末節ばかりに凝って根幹が見えてこない。
ま、それが今の深夜アニメのクオリティだといわれてしまえばそれまでなんだけど。

喰霊-零- 1(限定版) [DVD]喰霊-零- 2(限定版) [DVD]

■関連記事
最近の流行にはついていけないことがわかりました
先日オトナファミを買いに行ったときに、
ついでにこちらも富野インタビュー掲載予定の「新・大人のガンダム」も買おうと、
見て回ったのだがみつからない。
そりゃそうだ。発売日前日だったんだもの。
都内の大型書店ならともかく、郊外の書店が前日販売なんてやるわけない。
でも一縷の望みを託してみたのさ。
なかったけどね。

で、今朝になってシャア専用ニュースさんでこんな記事を発見。
(なぜかGoogleリーダーが新着RSSを読み込むようになったのさ。今までなぜか読み込まなかったのに)

日経BP社「新・大人のガンダム」を買ってきましたが、特別企画・富野由悠季監督インタビューがまさかの企画流れで掲載されてませんでした…orz。



(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)

 ⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!!   
  ミ⊃⊂彡

買えなくてよかったー。
だって富野インタビュー以外ビタイチ興味ないし。
またお布施をするのかオイラは……と思っていたところだから、
いやぁこの年の瀬に無駄な出費をしないですんだ。

4822263282新・大人のガンダム (日経BPムック)
日経エンタテインメント
日経BP社 2008-12-24

by G-Tools
2008.12.25
おそらく正式な発表は来月10日発売のアニメ誌(2月発売の3月号にずれこむか?)になると思うけど、
(どうやら4月以降らしいです)

これで実は、これはこれで単独の企画であって、
30周年はまた別の企画があったりしたら、
いろいろな意味で「サソライズスゲェ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!」ってことになるんだが。
おそらくは今年最後になるであろう富野資料のテキスト起こし。
今回は1988年に放映された「逆襲のシャア」の宣伝番組、
その名も「逆襲のシャアのすべて」。

この番組は先日結婚と出産をカミングアウトした富田靖子が司会をつとめ、
監督の富野を始め、アムロ役の古谷徹、シャア役の池田秀一、
クェス役の川村万梨阿の各氏をゲストに迎え、
「逆襲のシャア」やひいては「ガンダム」の魅力について語るというもの。
慣れない司会進行にいっぱいいっぱいの富田靖子が、
「シャアにしか興味のないファン」っぷりをいかんなく発揮している。

富田 みなさんこんにちは。富田靖子です。いよいよガンダムの最新作『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が出来上がりました。そして今や公開を待つばかりになったんですけど……ということでしてね、いま私のお隣にいらっしゃるのがこの方です。
古谷 「ごめんよララァ。僕にはまだ帰れるところがあるんだ。こんなに嬉しいことはない。ララァにはいつでも会いにいけるから。」というわけで7年ぶりのごぶさたです。アムロ・レイの古谷徹です。
富田 7年ぶりに……
古谷 『めぐりあい宇宙』から、あれが終わったのから数えると7年ぶりですね。
富田 あぁ……そうか、私もまだデビュー前で、今年デビュー6年目だから……そうですねぇ。でもなんか今のセリフ聞いてて、『めぐりあい宇宙』のララァとアムロのシーンを思い出してしまった私なんですけど、そしてお隣にいらっしゃいますのが……こちらです
池田 シャア・アズナブルの池田秀一です。
富田 私の愛するシャア・アズナブル……もうホンットに私は中学校の1・2年の頃は命をかけてテレビにかじりついて見てたんですけど、その隣にいらっしゃるのが…
川村 こんにちは。クェス・パラヤ役の川村万梨阿です。
富田 そしてですね、もうひとり、この方をご紹介したいと思います。この方がいなければこの『ガンダム』はできませんでした。富野監督です。
富野 富野由悠季です。今回はシナリオと監督をやらせてもらってます。実際にテレビで始まったのは足掛け10年前になるわけですけど、そのアムロとシャアの対決みたいなものが、『ガンダム』の場合とても不幸にしてキャラクターがみんな年をとるんです。
古谷 (笑)
富田 え?キャラクターが年をとるんですか?
富野 としをとるんです。
富田 ということは……7年後…
古谷 もうちょっとだね、もっと経ってる。
富野 10何年くらい……よくわかんないですけど。要するに大人になったらしいアムロとシャアが、どうもあんまり成長してなくって、ただ純粋に対決をやっちゃう……そういう『逆襲のシャア』ってのを作ってみました。
富田 今回はあの……たしか前の3本の作品というのは、私が良くテレビで見てたのと、だいたい映画も同じだったと思うんですけど、今回は映画のために『逆襲のシャア』を作られたという……
富野 はい。もちろんそうです。そういう意味では『ガンダム』としては初めての映画だと言ってもいいです。で、前のがやはりテレビのリメイク版でしたし、僕としては前始まったアムロとシャアの対決の図式みたいなものを、要するに10年近く経った時代の中で、こういうふうにロボットものの中でやれるんじゃないのかな?ということをやってみたわけです。そういう意味ではやはり、前のイメージを持ってらっしゃる方には申し訳ないんです。そういう意味では富田さんには申し訳ないと思うんだけど、多少そういう大人っぽいオジサンたちが、まともかく頑張ったよという部分を見て欲しいです。そういう意味ではとってもハッピーな映画だと思います。
富田 じゃ、その『逆襲のシャア』のダイジェスト版というかハイライトシーンを見てみたいと思います。



富田 思わず見入ってしまいましたけれども、古谷さんは7年ぶりに……さっきもアムロをやるということで、今回どうでした?アムロは。成長したアムロっていうかそういう感じだったと思うんですけど。
古谷 今度のアムロ見ると、私の愛するアムロになったでしょ。
富田 いや、やっぱりシャアです。私はシャアです。
古谷 今のだとそんなに出てきてないですけど、今度のアムロはやっぱりね、昔のいじけて泣いて「戦争なんかやだ」と言ってたアムロじゃなくって、もうまさにたくましく成長してね、大人になって部下なんかもできて命令なんかしちゃったりするんです。
富田 あ、そうなんですか?!
古谷 そうなんです。アダルトアムロ。
富田 わりと昔というか前はどっちかというと孤独というか一匹狼っぽい……
古谷 自閉症だったの。要は。
富田 わりとみんなに仲間はずれにされたり…
富野 要するにいじけ虫
古谷 いじけ虫ね(笑)
富田 ホント、主役のアムロにしては珍しいっていうか、昔私は「主役にしては珍しいキャラクターだなぁ」とかって思って見てたんですけど……
古谷 それがだから、一つのアムロの魅力でしたよね。
富野 それはホントそう思いますし、さっきもちょっと言ったんですけどロボットもののような作品で、ああいうキャラクターがでてくるってところで、みんなから愛されたってのはよくわかっています。ですから本当は年はとらせたくなかったんですけど、とにかく作り手として困ったことが、一番初めのキャラクターを作るときに、僕は成長するという前提がないと、言っちゃえばああいう少年は描けなかった。という部分が僕にはあるんです。で、そのために今になると年をとってしまって、皆さんに申し訳なかったな。
富田 でもこれから見る人はアムロがどういうふうに成長したかって言うのは、興味があるっていうか、アムロファンの女の子とか特に「どんな良い男に成長したかな」みたいな……
古谷 良い男になってますんでぜひ!
富野 (笑)
富田 じゃ、シャアはどうでしたか?
池田 えぇ……まぁ……シャアってのは左遷されたり…
古谷富野 (笑)
富田 え?左遷されてるんですか?
富野 そりゃそうです(笑)
富田 あら
池田 それで雲隠れしたり、わりといじけた奴なんですけどね……
富田 そんなことないです。シャアは何やってもシャアですから。
古谷 おや?
池田 ま、今回は『逆襲のシャア』ですから、やっと表舞台に出れまして、ちょっと……いってみました。
富田 どんなふうにいってみたかすごく……映画を見て……って感じなんですけど。あ、じゃ、クェスはどんな?
川村 そうですね、クェスはニュータイプの女の子で、前作のララァに相当するようなキャラクターなんですけど、すごく感受性が強くって、まだ子供なんですね。シャアに淡い恋心を抱いて、すると自分の理想があるんです。「人は革新するべきである」みたいなね。それをかなえてくれるのがこの人だって思って、一生懸命戦いをするんだけれども、だんだんシャアに道具として利用されて、敢え無い最期を遂げてしまうんです。

(アフレコ風景~川村万梨阿へのアフレコ指導)
富野 「子供だから一生懸命大人の言葉を使って、説明しようとするんだけれどもこうなっちゃう。『大佐、偉いんですねあなた』っていうそのはしゃぎがなくっちゃいけない。そのはしゃぎを出していけば、今藤野さんが言ったとおりになるでしょ」

古谷 まずとりあえずは、僕はアムロが一番最初少年で作ってましたから、僕自身が。だからそれが成長しちゃったアムロになったんで、どうやって演じようかなというのがまず1つ難しいなと思いました。ブランクがありましたからね。で、結局……最初ちょっと作ってみたんだけど、作ってもあんまり変わんないんだよね。だから、もう僕自身の今の僕の年代がちょうど今度の逆襲のシャアのアムロの年代とそんなに変わらないので、僕自身でやっちゃおうと。もう開き直ってね。それでやったら結構うまくはまったような気がする。ただね、シャアとの戦闘シーンになると昔の声に戻っちゃうの。少年のアムロになっちゃうの。なんとね、なんとね、アムロのキスシーンがあるの。
富田 あら?いいですねぇ。
古谷 やったね。
富田 でも古谷さんがやるわけじゃないからあれですけど、それも一つファンとしてはムムムってとこがあるんですけど、この後は戦闘シーンとかそういった技術面のことについてお話を聞きたいと思います。それではCMの方を。



富田 あの、さっきCF中にも話してたんですけど、日本だけじゃなくて外国にもいろいろ……いま西海岸とかアメリカの……すごくガンダムファンが……
富野 えぇ、西海岸だけじゃなくて、東海岸にもね。それは何もガンダムだけじゃなくって、日本のアニメ、コミックスがこの10年間でかなり流れてるんです。

スター・ウォーズ衣装担当 ニーロ・ローディスがガンダムをBGVに使っているとコメント

富野 今の若いアニメーターたちってのは、やっぱり日本のテレビでやるリミテッドのやり方ってのがあります。枚数を減らす描き方ってのがあるんですけどね、
富田 それは一秒間に24コマとかいう
富野 24枚使うのか、要するに18枚使うのか、12枚使うのか、8枚で済ませるのかっていう、そういう技術がどうしても枚数が少なくてすむ描き方ってのを知りすぎちゃってて、普通に、つまりアニメの映画を普通に作るって言う描き方が出来ない部分があるんです。例えばね、動きがこういうことです。遠くにものが行くときスルスルスルっていう(一定のスピードで動く)動きは今のアニメではほとんどやらないんです。みんなパッパーン!(入ってちょっと止めて勢い良く動く)ダーン!(猛スピードで戻ってくる)って。
富田 はぁ
富野 全部それで2時間やられたら見るほうは疲れる。というのが、わかってないアニメーターがいっぱいいるんです。それをわからせていくためにも、つまりこういう作り方があるんですよってことを、今回の『逆襲のシャア』ではやってます。凝らない。だけれども、凝らない部分が集まるとすごいよっていうふうに作ってます。その一番の良い例が逆襲のシャアにありまして、今回はかなり高価な値段で制作費を投入して、コンピュータグラフィックスを使ってる画面があるんです。ところがコンピュータグラフィックスって今僕が言った瞬間から、じゃあどこに出るのかなってファンの人はみんな探すんですけど、言わなければわかりません。そういう使い方をしてます。だからここで言っちゃうんですけど、
古谷 言わないとわかんないから(笑)
富野 言わないとわかんない。ガンダムの世界ではスペースコロニーって言ってるんですけど、こうやってゆっくり回ってるんです。このゆっくり回るってのは手描きのアニメでは絶対に作画が出来ない。
富田 あ、そうなんですか。
富野 とっても難しいんです。
富田 速い方ができないような気がするんですけど
富野 いやいや、速い方は簡単なんです。で、なおかつ、スペースコロニーの場合にはとても大きなものだから、セルの画にするんじゃなくって、鉛筆描きの画にするんじゃなくって、筆で描かなきゃいけない。筆で描いたものをこういうふうに回すってことはできないんで、それをコンピューターで今回やってみました。だけどこれは技術を見せているんじゃなくって、単純に背景を見せているわけだから、普通に見せるように仕上げてもらうために、大変高度な技術を使う。
富田 じゃ劇場でそのスペースコロニーはアップになるんですか?
富野 まぁアップサイズに近い……
古谷 かなり大きい迫力を感じますよね
富野 だから初めてです
富田 ということでじゃあまぁこういう画のお話は置きまして、次は音楽……今回なんか三枝さんが音楽をやってるということで、そのレコーディング風景をちょっと見たいと思います。

(カットインの画面で)
古谷 あ、いたいた。仕事してるし。
富野 この場合の仕事は違う。音楽ここだってコンテと……
古谷 合わせながら
富野 で、違うじゃないかってキャーキャー言ってる。
古谷 イメージが違うって?
富野 そういうこともありましたしね

(“AXIS-惑星アクシズ”冒頭のシンセベース?音を聞いて)
富野 これ嫌い。
三枝 え?
富野 嫌い
三枝 小さく入りますから、ちぃぃさく入りますから

富田 本当に公開が待ちきれないと言う感じですけど、これは後ろにガンダムが2頭身だっていう……サザビーも、あ、サザビーはかろうじて三頭身って感じですね。この目に私は注目したいと思います。(νガンダムに)重いですか?重くないですか?
古谷 ニュータイプだもん、中の人が。
富田 あ、いまね古谷さん、私、池田さん、川村さんで持ってるのが、今回の映画『逆襲のシャア』に登場してくるキャラクターなんですけど、それじゃあ最後に監督、バシッと。
富野 バシッと決まんないよ。実際にストーリーを作ってて実感があるのですが、はっきりターゲットがありまして、35歳以上の方に見ていただきたいというのが本当の思いです。というのは、要するに感情のフレキシブルさとか、状況をどう見ていくかということを、やっぱり大人はちょっとねぇ固まっちゃったんだよねという部分、とにかくそれを敵役にしていますから『逆襲のシャア』って。そういう意味では、ちょっと画面が早く展開してるんで見づらいかもしれませんけど、35歳以上特に男に見てもらいたい。
富田 監督の希望なんで35歳以上の……うちの父も入っておりますが、是非お父さん見に行きましょう私とともに……何ていうことで、本当に今日はみなさん……あ、そ、私はですね、もちろんシャア見に行きます。もう公開と同時にシャアだけを……
富野 ありがとうございます。ということでこれを……新しいシャアのコスチュームで気に入るかどうかわかりませんが、はい。これを使ってやって頑張ってみてください。
富田 え?これ?
古谷 これを着て、見てください。
富田 えぇ??かっこいいですね。何かただシャアのファンというだけでこの番組に出していただいて、それでねこんなシャアのコスチュームまで本当に……(ポーズをつけて)コンサートでぜひ着たいなと思いますけど、本当にどうもありがとうございます。なんかみなさんにお会いしてドキドキしていた30分なんですけど、本当に今日はどうもありがとうございました。
富野 ありがとうございました。



とまぁこんな感じ。
でも逆シャアのターゲットが35歳以上の男だったとは。


今年からばっちりターゲットですが何か?

久しぶりに見てみるかな。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [DVD]機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (Blu-ray Disc)

■関連記事
とりあえず
富野動画紹介 その3
スピルバーグ、ルーカス、トミノ・・・
今日になってようやくオトナファミを入手。

オトナファミ 2009年 February

もう本屋に1冊しか残ってなかったよ……間に合った……。

早速富野インタビューを読んでみました。

で、例の35周年に関する発言ですが、これって完全に富野の願望でしかないですよね。
別に既定の路線でもないし、そもそもアニメ作品を作りたいなんて一言も言ってない。
富野が言っているのは35周年には大々的にイベントでもやって、
ガンダムをこの先100年でも200年でも通用するものにしようね、
バンダイの都合だけで「ガンダム」を作ろうとしたらどっちも潰れるよってこと。
作品作りに関しての発言というよりも、
コンテンツビジネス論に関する発言と言ったほうが良いだろうか。
東大の工学部などで講演をしたのもその繋ぎの意味もあるのかも。
将来的にロボット工学の人材を使いたいとか。

だから、そのイベントにあわせて新作ガンダムを作る可能性は0とはいえないけど、
むしろ可能性があるのはアニメという枠を越えたアート的な何かかもしれない。
何にしろ富野の元気な姿が来年も見られることが何よりの幸せなのだから、
5年後に実現できると信じて富野には元気で過ごしてもらいたい。

紀元前1億年


B001BMQNL6紀元前1億年 [DVD]
マイケル・グロス, クリストファー・アトキンズ, グレッグ・エヴィガン, スティーヴン・ブラックハート, グリフ・ファースト
ビデオメーカー 2008-10-03

by G-Tools

"『トランスモーファー』のスタッフが放つアクションアドベンチャー。アメリカ海軍の研究所に召集されたピート大尉ら8人の兵士。彼らに下された任務は、タイムマシーンの実験で7,000万年前の世界に置き去りにされた21人の男女を救出することだった。"
前回の「紀元前1万年」が前菜だとするならば、
メインディッシュとなるのがこちら。

いやー、ひどい映画でした。
もちろんほめ言葉ですよ?

そもそもこの作品、舞台設定に大きな謎があります。
トランスモーファー」同様に「100 Million BC」という原題からして、
似たようなメジャー作品をパクリインスパイヤしたタイトルなのですが、
タイムスリップするのは紀元前7000万年。
ちょ、おま、3000万年も開きがありますよ?
JAROにたれこんでもいいですか?

そのタリムスリップが起きてしまった原因というのがまたすごいです。
それはステルスの研究実験。
レーダーに映らない研究をしていたら時をかけてしまったでござるの巻
ってヲイ!!!

しかもその事故ってのが1950年代のことなんですね。
それを60年以上経った今になって、壁画に残されたメッセージで場所を確定できたので、
遅まきながら救出しにいくということになるのですが……。
ベリリウムに電磁気をかけたらタキオン場が発生してワームホールが云々…
という最新の実験施設のある場所がどうみてもプレハブの廃工場です。
もっとそれっぽい場所を借りられなかったのでしょうか?

紀元前7000万年の世界がまたすごいです。
とにかく何から何までチャチ。
恐竜のCGもひどいです。
中には手ブレと極端な寄りで緊迫感を表現しているシーンも。
チャチな着ぐるみやCGを見せないようにそうしているのでしょうが、
見ているほうが酔いそうになってきます。

その恐竜たちなのですが、
助けに来た米軍の銃ではびくともしないのに、
置き去りにされた人たちの槍や弓矢で簡単にやられます。
どんだけすごい槍なんでしょう。

途中からはボス的な大型恐竜が登場するのですが、
山のように大きくなったと思ったら、4メーターくらいに縮んだりと、
大きさがシーンによってバラバラで、まるで統一感がありません。
同じ形でいろんな大きさの恐竜がいるみたいに錯覚します。

後半は舞台を紀元前7000万年から現代に移し、
隊員と一緒に現代にやってきてしまった恐竜を退治する話になります。
ただでさえ背景と合っていなかった恐竜が、
ロスの街でさらにやばいことになっています。
まったくもって背景とフィットしていません。
その上翼竜でもないのに空まで飛んじゃいます。

もっとやばいのは街の風景。
恐竜が暴れまわっているにも関わらず、
対応策を考える軍人の後ろを人々がフツーに散策しています。
特に人の流れを止めることなく路上ロケしたのでしょうが、
画面に緊張感がなさ過ぎます。

結局最後までグダグダなまま進み、
どうまとめるのかと思ったら思いっきりタイムパラドクスを発生させて、
わけのわからないまま終わってしまいました。
何からツッコんだらいいかわからないほどの超展開です。

最後は実験を行った1950年代に戻るのですが、
そのタイムゲートを閉じるため、2人が現代に残ることに。
だがここで大きな疑問点が。
これって前半で助けに行った博士が他のメンバーを現代に帰したときに、
「俺しか使えないから」と言って紀元前の世界に留まることにしたんですよね。
他の人にも使えるのならば、警察か誰かその場にいた人に閉じてもらえばよかったのにと思います。

というよりも、セカイ系じゃないですが、
軍とか警察とか大掛かりに動いているにもかかわらず、
一部の人たちだけでゴチャゴチャやってて、
他の人たちが見えてこないんですよね。
あれだけわーわーやっていた人たちはどこに行ったのか、
主人公グループしか現場には見当たりません。
まぁ今更何を言っても始まりませんが。

個人的にはパラシュートもなしにヘリから飛び降りて、スタっと着地するシーンが、
地味ながらもツボでした。


その他のレビュー済みダメ映画はこちらからどうぞ

続きを読む

紀元前1万年


B001BWTVUQ紀元前1万年 特別版 [DVD]
クリフ・カーティス, カミーラ・ベル, スティーブン・ストレイト, ローランド・エメリッヒ
ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-09-10

by G-Tools

「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督最新作!
誰も見たことのない世界は、「過去」にあった
時は紀元前1万年。人も動物も自然のままに生き、マンモスが大地を闊歩する時代。サーベルタイガーや獰猛な肉食動物と果敢に闘い、広大な砂漠で青年は旅を続けていた。邪悪な支配者に囚われの身となっている愛する人を救うために――。
ニュー ジーランド、南アフリカ、ナミビアの世界三ヶ国で撮影を行い、現地の壮大な風景に最新CGで蘇ったマンモスに加え、映画史上最大のセットとなったピラミッ ドを復元した、驚異のアドベンチャー大作。1996年「インデペンデンス・デイ」、2004年「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監 督が、今度は私たちを、“紀元前1万年”の遥かなる時代へと誘う!!
たしか去年の「オトナファミ」の映画特集にて、
「ハリウッドのダメ映画はスケールも大きいぜ」みたいな感じで紹介されていた作品。
それで興味をもったのですが、結局は劇場ではなくDVDで見ることに。
で、見てみてびっくり。

すげー!!英語しゃべってる!!!

もう時代も地理も人種も全てがバラバラで目茶苦茶。
精巧な剃刀で剃ったとしか思えないスキンヘッド(天然禿ではない)とか、
どんなに早くても紀元前5000年ほどにしか遡れない金属器の利用とか、
ツッコミを入れようと思えばいくらでも入れられてしまいます。
「これはどういうこと?」と考えながらストーリーを追うのではなく、
毛並みまで再現されたマンモスなどの映像の美しさを、
細かいことを考えずにただ見る作品と思わないと、
果てしなく疑問がわき上がってきて見ていられません。

それにしてもこの作品、やけにディテールにこだわりながら、
世界観がグダグダで「スターゲイト」に似ているなぁと思ったら、
同じ監督の作品だったんですね。
なるほど、納得。
スターゲイトは異世界の話だったからまだ楽しめましたが、
これはないでしょう。

これが低予算のZ級映画だったら腹を抱えて笑えるところなのですが、
予算をつぎ込みながらこれかよ!と思うと逆に腹が立ってきてしまいました。
「スターゲイト」と同様に「そりゃねーだろ」というような終わり方ですし、
どうもこの監督の作品は頭を使ってはいけない類の作品ばかりのようですね。
あぁ、「デイ・アフター・トゥモロー」もそうだったですね。
けれんみたっぷりに風呂敷を広げるのは得意でも、
たたむことが全く出来ないというか、
違う風呂敷で強引に畳んでしまうというか。

それにしてもひどい作品でした。
別の地球の物語ってことにしちゃえばまだマシだったのに。
あ~あ、お金がもったいない。


9月から利用を始めたGoogle Analytics。
いまだその機能の半分どころか10%も分からずに使っているのだが、
ビジュアルで把握させる部分が多いので、ただ見る分には面白い。

その中に、世界地図からアクセスポイントを表示する、
「地図上のデータ表示」という項目がある。
これはアクセスがあった国が緑色に塗られ、
アクセス数が多くなればなるほどその緑色が濃くなっていく。

このブログの場合は当然ながら日本が深い緑に塗られ、
その他台湾、韓国、アメリカあたりが薄い緑色に塗られている。

その「地図上のデータ表示」で確認したのだが、
このブログへのアクセスが、
アジア、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニアの五大陸全てを制覇した。
(一般に五大陸というとユーラシア、アフリカ、アメリカ、オセアニア、南極だがGoogleAnalyticsの地域分けに準拠する)
アジアは日本があるから当然最初に制覇したのだが、
オセアニアは少し時間がかかったが、アメリカ、ヨーロッパも早かった。
最後まで残ったのがアフリカ。
これは難しいだろうなと思っていたら、先日ナイジェリアはジョスからのアクセスが。
これで五大陸全てからのアクセスを達成。
もちろん海外プロキシ接続からのアクセスがほとんどなのだろうことは百も承知。
それでも意外と嬉しいものなのよね。

ちなみにアクセス数順に並べると、
台湾
アメリカ
韓国
中国
香港
カナダ
イギリス
オーストラリア
タイ
ドイツ
イタリア
フランス
マレーシア
ポーランド
シンガポール
といった具合。

webって世界とつながっているのだなぁと改めて確認した出来事でした。

噂のアゲメンに恋をした!

B001E5GH5W噂のアゲメンに恋をした! コレクターズ・エディション [DVD]
ジェシカ・アルパ, デイン・クック, ダン・フォグラー, マーク・ヘルフリッチ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2008-10-22

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いつもドジばかりのキャムは、ある日歯科医のチャーリーと出会い恋に落ちる。しかし彼は“彼とHをすると次の男と結婚できる”という噂のアゲマンならぬ、 アゲメンだった! 女性たちはそのジンクスを信じて、夜毎彼に猛烈アプローチ。セックス三昧のチャーリーと、一方で本気の恋がしたいキャム。二人は無事結ばれるのか!? ジェシカ・アルバ露出度満載の最新作!
どうせ「ファンタスティック・フォー」みたいにジェシカしか見所のない映画なんだろ。
わかってるんだよ、そんなこと。
それでも見ようとするオイラはバカデスヨー……
みたいな気分で見たのですがどうしてどうして。

良い意味で裏切られました。
おバカすぎて面白い!
もうリアルドジっ娘のジェシカがかわいすぎる。
いまどきデートでよそ見して街灯にクリーンヒットなんてチャップリンでもやらないよ。
ペンギンパンツも丸見えだし。
下ネタも、これ以上やっちゃうと下品になっちゃうギリギリのラインを保ってて、
ちょうどいい按配。
おっぱいもいっぱいですよ。

ダメ映画とはまた別の意味で……というか本来の意味で笑ったなぁ。
ベタといえばギャグもストーリーも全体的にベタなんですが、
それでいて飽きさせない面白さがあるんですよね。
主演2人のバカップルぶりがなんとも可笑しくていい。

いや、これは意外でした。
お薦めです。


「富野に訊け!」を久しぶりに読んでみたら、こんな回答にぶちあたってしまった。

データを集めるということ、もしくはデータが過多であることが、必ずしも学識を深めるものではなく、本当の意味での自己鍛錬を怠けさせる傾向があるように感じられます。安易に物を溜め込んでしまったために、人が物を考えたり感じたりする能力がひどく低下しているということに、皆さんもそろそろ気がつく必要があります。



あぁ、まさにオイラのことだ。
富野資料を溜め込んでもそれを活用できなきゃ意味がないのよね。
何もかもスマソ

4198620261富野に訊け!
富野 由悠季
徳間書店 2005-06-16

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シャア専用ニュースさんで、
20日発売のオトナファミ掲載の衝撃的な富野記事の抜粋がアップされている。
なんでも2015年のガンダム35周年に向けて、
富野がガンダムの新作を企画しているとか。

でも、訓練されすぎた富野信者からすると、
今までの経緯からあんまり期待はできないかなぁとも思っている。
バンダイとサンライズのことだし。
いろいろ企画は上がっても実現しなかったものもあるし。
キンゲのあとの「ベルバラ」みたいな純愛物ってどうなったのよ。
SEEDのあとにやる予定だった1st世代向け作品はどうなったのよ。

まだ本文を読んでいないからわからないけど、
この企画だってどこまで進んでいるものやら。
この文章だけでは富野が勝手に考えているだけのような感じだし、
それをバンダイとサンライズがバーターもなしに「はいどうぞ」とGOサインを出すとも思えない。
あまり期待しないほうがいいんじゃないかな。
そのほうが、実現したときの喜びも大きいし。

ブラックホール:地球吸引


B000M5B8NGブラックホール:地球吸引 [DVD]
ディビッド・グッディン
アートポート 2007-02-23

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ブラックホールがセントルイスの街を破壊してゆく様子を、VFXを駆使してリアルに描いたSFパニック映画。アメリカのセントルイス、ミッド・ウエスタン 量子研究所では、ハウザー博士と助手のシャノン、ケントによってある極秘実験が続けられていた。ある深夜、彼らは偶然の事故により“ブラックホール”を作 り出してしまう。強い磁力で研究所内のものを吸い込みながら巨大化し、やがて街すべてを吸い込む勢いで成長していく…。
たしか今年の9月あたりにヨーロッパのLHCで、
極小ブラックホール生成実験が行われたのですが、
(実際はLHCの故障で失敗延期)
それを先取りしたかのようなブラックホールディザスターパニック作品です。

が……正直なところ頭悪い映画だなぁという印象しかもてませんでした。
荷粒子実験だかなんだかわからないけど
量子研究所で実験していたらなんだかわからないけど事故が発生してしまい、
なんだかわからないけどブラックホールができてしまい、
それとは別になんだかわからないけどブラックホールにエネルギーを送り込む、
光る謎の物体まで現れてしまうという、まさになんだかわからない作品です。

ブラックホールそのものの演出も重力に押しつぶされるというよりも、
まさにタイトルどおり吸い込まれるような感じですし、
「量子的に連結」しているという光る物体の存在がこれまたわからない。
透明モンスターみたいな扱いをされているのですが、
この存在がわけのわからなさに拍車をかけてます。
素直にブラックホールだけにしておけばよかったのに欲張りすぎです。

そもそもブラックホールを始末する方法、
すなわち光る物体を吸い込ませて巨大重力を発生させて別の次元に送り込むというのが
全く意味がわかりませんし、それまでに丸一日近くかかっているのも疑問。
ブラックホールは地球上ではホーキング放射とやらで直ちに蒸発するそうですし、
それをSFとして無視したとしても、
周辺の空間(セントルイスの一部)を飲み込んで巨大化するのに、
そこまでの時間がかかるとは思えませんし、
シュバルツシルト半径が増大するだけで、竜巻のように移動することは無いと思うのですが。
吸い込まれてすぐに消えてしまうのもどうなんでしょう。
相対性理論で時間の進みが極度に遅くなるんじゃなかったっけ?違うかな?
そういった底の浅さがミエミエなのがとても残念です。

そしてこの手の映画でのお定まりの解決手段、すなわち核攻撃にはもううんざり。
ブラックホールに核撃ちこんだって何の意味も無い、
むしろ逆効果なのは誰が見ても分かると思うのですが。
そういった頭の悪さを笑える人でないとかなりキツイ映画だと思います。
特に何でも理論で考えてしまうようなカチカチな人は絶対にダメ。

ブラックホールによる被害状況のCGは意外と丁寧に作られてて、
この手の映画にしては非常にリアリティがありますし、
NSAだか軍だかはっきりしないけど対策部隊のヘリや装備も、
チャチなCGを使わずに実物を使って結構リアルなだけに余計に残念になりますね。

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先日から読み続けていた「平気でうそをつく人たち」をようやく読了した。
4794207417 平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学
M.Scott Peck 森 英明
草思社 1996-12

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前書きに、
「読者の中にはこの本によって苦痛を受ける人もいるだろう」
と断りを入れてある通り、読み進めるのが非常にタフな本だった。
また、言いたいことはよくわかるのだが、
いかにせん「われわれは神か悪魔のいずれかに帰依しなければならない」など、
キリスト教的善悪二元論や恣意的な観点も見られ、
その点も読み進めるのに苦労した点の一つだった。

さて、ここからが本題なのだが、
この本は富野が∀の物語を作るにあたって参考にした本としても知られている。
そこで、∀放映開始前後から劇場版上映あたりまでの富野資料を渉猟し、
その中からこの本に関する発言を集めてみた。

平気でうそをつく人たち』(M・スコット・ペック著)に、国家と軍、兵士という個人の意識のかかわりを書いている部分があって、精神病理の発現は、ひとり個人の問題ではない、と明快である。
(情けない神の国の片隅で 第11回)
今度の場合は『ガンダム』自身が敵なわけです。『ガンダム』ありきが敵。これを全部飲み込む設定など、普通に考えたらあるわけない。そういう風に考えながら、リハビリでいろんな本を読んでいた時、「平気でうそをつく人たち」 という、以前ベストセラーになった本を思い出して、そうか、あれがあると 思った。その本は、何も平気でうそをつく人たちの本ではなくて、単純に精神病理学的な治癒例を示した本なんですけど、その中で人間というのは平気でうそを つく。うそをつくのは個の問題ではなく、集団としても国家としてもうそをつく。そのコミュニティにとって不利益なものを忘れる。歴史を改竄できるのが人間なんだ。そういうところに行きついた。これを使おう。これを使えば『ガンダム』の全肯定ができるんだろう。
今回のシナリオを進めるに当たって、シナリオライターに全部読んでもらったのが、『平気でうそをつく人たち』 という本なんです。あの本は、その辺をとても明確に言い当てて解説をしています。読む前は「うそつき」の精神分析の本だと、僕も誤解していたので、読まなかったのですが、そうではなくて、「うそをつく精神構造というのは、実は、作為的に忘れるということにも連動している」ということなんです。その辺のことを精神分析的に書いている本で、とてもわかりやすい本です。だから、それなりにベストセラーになった本だったんですね。
  その中で、今はディテールは忘れていますが、例えばアメリカ合衆国全体が、たかが2,30年前のベトナム戦争の記憶を全部忘れるような形で、例えば政治が 動いていたりするというようなことを、見事に証明しています。先ほど言ったように日本人が50年前の太平洋戦争で何をしたかとか、中国大陸で何をしたかと かということも同様で、我々はきちんと伝承していません。たかが50年前のことでも、実は、1000万人単位の人間が、忘れることができるんです。
 つまりどういうことかというと、自分に罪の意識を持ったもの(出来事あるいは、者)というのは、民族単位で忘れます。
そして「平気でうそをつく人たち」(編注)という本を読んで、人間というのはすべてを、個だけではなく組織自体が忘却するという心理的な側面をもっている というのがわかった。これまでのガンダムを全部事実だというふうに肯定してもいい。肯定したことも含めてすでにウソかもしれない。肯定するということ自体、それをする人にとって過去は、本当にあったのか、なかったのかということも全部疑問符をつけていいもんなんだってわかった瞬間、「∀」のというより、 ロランやディアナ、キエルの物語をつくり出せたんです。
“∀”の物語の根底は、「平気でうそをつく人たち」(M・スコット・ペック著、森英明訳、草思社刊)から来ている。ウソは社会の潤滑油という意味だけでなく、社会という総体そのものもウソをつく、忘れるという症状があるという。
ざっと調べただけでこれくらい。
もしかしたらまだ見落としている資料があるかもしれない。
共通しているのが、「人というものは集団で歴史を忘れてしまうことだってするんだよ」という、
黒歴史が生み出されるシステムについての認識。
ところが、ここで大きな問題が一つ。
以前にkaito2198さんも、
あの本はまったく「人間というのはすべてを、個だけではなく組織自体が忘却するという心理的な側面をもっているというのがわかった」のようなことは一、切、な、か、っ、た。
どう読めばそうなるのが思わず突っ込みたい
と書かれているように、そんなことはどこにも何一つ書かれていない。
ここで書かれている「うそ」とは、
著者のいう所の「邪悪な人たち」がナルシシズムからつく自己欺瞞的なものであり、
決してロランがローラ・ローラだとか、キエルとディアナが入れ替わりだといった、
そんなほほえましいうその話ではない。

おそらくはベトナム戦争時のソンミ村虐殺事件を題材にした、
第5章「集団の悪について」からインスピレーションを得た……
というか思考がリープしたのだと思うが、
ここで書かれていることは、
「ベトナム戦争の記憶を全部忘れるような形で、例えば政治が動いていたりするというようなことを、見事に証明」
などでは決してない。

ここで書かれているのは「専門化」の弊害についてである。
「集団の中の個人の役割が専門化しているときには、つねに個人の道義的責任が集団の他の部分に転嫁される可能性がある」
としている。
これは責任のたらい回しという形で目にする機会が多い。
それがさらに
1.異常なストレス下で「死」に対して心理的防衛反応から無感覚となり
2.部隊長というリーダーに依存して怠惰な追従者となり
3.失敗を認めない集団ナルシシズムに陥った結果
このような虐殺を罪の意識を持つことなくしてしまうのではないかと考察している。
これは部隊や軍内部の問題だけではなく、
アメリカという国全体が「職業軍人」という専門家(=スケープゴート)に「汚い殺しの仕事」を丸投げし、
彼らのやることに関心を抱かなかったことも問題だとしている。
(ベトナム反戦運動が活発化するのは、徴兵制によって民間人が戦地へ送り込まれるようになってからとある。)
つまり無知な怠惰とナルシシズムこそが「邪悪」を生み出すとしており、
自らの欠点・失敗を認め、思考硬直に陥らないことが肝要だとしている。
そういった「組織のあり方」に関するものであり、「忘れる」という話ではない。

富野がこの本からどのように思考をリープさせたかについては、
囚人022さんが「フィクション=「平気でうそをつく」=邪悪なもの??」で、
またkaito2198さんが「白富野の真意」にてまとめてらっしゃるのでそちらに譲るとする。

それにしても、その飛躍っぷりがいかにも富野らしいなぁと思ってしまう。

■関連記事
「忘れる」ということ:GaZOVol.3富野インタビュー
アクセス解析をチェックしていたところ、
FC2ブログのトップページからのアクセスが結構あった。
なんじゃらほい?と思って確認してみて納得。

先日のブックマークパーツ設置の記事を3人の方がFC2ブックマーク登録しており、
そのため「FC2ブログの人気記事」にランクインした模様。
もうトップページからは消えたけどね。

あの記事では、

今までFC2ブックマークを利用していた方には、
ワンクリックから手順が増えてしまい申し訳ないのだが、
(マウスオーバー→もっとみるをクリック→FC2をクリック)
ぶっちゃけ登録数もあんまりなさそうだし影響はないかな?



と書いたけど、「影響あるぞ!」というFC2ブックマークユーザーからの、
意思表示のブックマークだったのかなぁ?
だってそれほど利用価値のある記事じゃないしさぁ。
以前記事に書いた、Amazon.comのマケプレで注文したDVDが届きました。
200812151547000.jpg


Σ(゚Д゚;エーッ!

早い!早いよ!
まさか年内に届いてしまうとは!
10日とちょっとしかかかってないよ。

Amzon.comの案内では、
税関が入るから到着には少々時間がかかるようなことが書いてあったから、
それを見込んで注文したのに。
1月中に届けばいいなぁ…とか思ってたのにびっくりだ。
いやぁ、なんか得した気分。
いい出品者でよかったなぁ。

で、何のDVDを買ったのかというと……



HobbsEnd!

B0001WTVGQHobbs End
Chris Dobbs Philip David Segal Benjamin Arnold
Trinity Home Ent 2004-05-04

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えぇ、以前にいくつか記事を書いたことのある、
G-SAVIOURのマーク役ブレナン・エリオット主演のDVDですよ。
ヒロインはミミ役のカタリナ・コンティですよ。
当然国内未発売ですよ。
何を血迷ったのかこんなもの注文してしまいましたよ。
おそらく日本で見たがるのはオイラ一人だけですよ。
IMDBでも36%の人が最低点つけてるクソ映画ですよ。


だからこそ見たい。

いや~見るのが楽しみだなぁ~。
さてと、リージョンフリー化しないと。

■関連記事
初めての
G-SAVIOUR出演陣についての続き
ブレナンくんとエヌカたん

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1年以上、もう去年の夏になるのでずいぶんと前の話になるが、
「AfterAll」の歌詞を和訳したいなという記事を書いた。
そのときは挫折してしまったのだが、
今日になって過去ログを読み返していてふと見つけてしまい、
勢いでチャレンジしてみた。

Alfa and Omega」のときもそうだったけど、
英語を読むのと、それを日本語に訳すのでは、
同じことのようで実は別個のことであり、
さらにそれを詩的な文章にするのはひどく難儀なこと。

できるだけ直訳にならないよう、
同じフレーズでも前後の文脈から違う表現にしたり、
いろいろと出来ないなりに頑張ってはみたのだが、
結局は翻訳サイトの自動翻訳のような不自然な日本語になってしまった。
でも勘弁してケロ。

当然のことながら原詩はここに載せられないので各自調べてください。

そして月だけが残った
丘の上に輝き人の世の闇と影を照らし出す
母なる地球が荒れ果てたその後も、月は回り続けた
岸辺で照り輝きながら
これからもずっと、ずっと

そして茨の道を通り
荒野を越えて我らはさまよった
粉々に砕け散った世界を超えて
それでも、真っ暗闇の夜を照らす光
まばゆい光
その月の光は岸辺で輝き続ける
これからもずっと、ずっと

われらはどれだけの資源を浪費してきたのだろう
われらが失ったものはどれほど大きいのだろう
われらの前にいつもあったものはなんだろう
気に留めたことさえなかった
全てはあとかたもなく消え去った

ささいなことで人は惑わされ
全ての美しきものは破壊された
あることが当たり前すぎて
気に留めたことさえなかった
全ては年老いて終わりへと向かっていく

世界が粉々に砕け散った地で
それでもわれらの周りを巡りて
闇夜を照らし出す光がある
岸辺を照らす月の光
これからも、いつまでも、ずっと、ずっと



「Alfa and Omega」が地球帰還の歌ならば、
こちらはさしずめ、地球を捨てて月へ向かった歌だろうか?

B00005UD70劇場版 ∀ガンダム ― オリジナル・サウンドトラック 「惑星の午後、僕らはキスをした」
サントラ Gabriela Robin
キングレコード 2002-02-06

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■関連記事
結局
つーことで 

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昨日SBMに関する記事を書いたためか、
久しぶりにGoogleブックマークをいじってみたくなった。

オイラの場合共有という考えはあまりないし、
複数のPCを使うということもあまりないので、
使うといってもブログのネタになりそうなものを収拾してクリッピングする程度。
その他Firefoxからブックマークをインポートしている。

Googleの場合、ブックマークとノートブックが連動しており、
ノートブックにページごと保存すると、
自動的に「未保管のブックマーク」に保存されて、
Googleブックマークにも連動して保存される。

そこからサイト全体を参考にしたい場合はブックマーク保存し、
一部でいい場合は該当部分をコピペしてノートブックに保存している。

ブックマークはもちろんブラウザ側にもあるのだが、
Googleブックマークの場合ラベルで管理できるほか、
ツールバーからワンタッチで保存・閲覧できる。
正直いろいろといじってみて、
ブラウザ側のを使うよりも便利じゃないかなと思い始めた。

そこで、ブラウザ側で保存していたブックマーク、
これは以前にインポートした後に登録したものなのだが、
これらを全てGoogleブックマークにインポート。
GoogleChromeのブックマークからも、
こちらだけに登録してたサイトをインポート。
ブラウザごとにバラバラになっていたものを、
統一して使うことができるようにした。

ただ問題点がいくつか。
1つ目は、GoogleChrome。
β版から正式版となりブックマーク管理が出来るようになったのだが、
ブラウザ固定のブックマークしかできず、
FirefoxのようにGoogleブックマークとのリンクがない。
いったんウェブ履歴から呼び出さなくてはいけないのは少し面倒。
このあたりは今後の改良に期待したい。

今調べたところ、同期はできないものの、
Chrome用のブックマークレットが公開された模様。
ただ保存はワンクリックでも、呼び出しにはさらにワンアクションが必要。
まだ便利とはいえない。

2つ目はオイラ自身の資質の問題。
壊滅的なまでに整理整頓ができないので、
当然ながら情報の整理も出来ない。
ラベルを貼って管理するも、その基準が曖昧でうまく管理できない。
ラベルの数だけが増えて、システマティックな情報整理なんて夢のまた夢。
どうしようもない。

いろいろと情報整理術に興味はもちろんあるし、
出来るようになりたいのだが……難しいなぁ。

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昨年、「ガンダムナイト」とか「80年代アニメベストセレクション」などと銘打って、
富野の映画をオールナイト上映してくれた新文芸坐が、
年の瀬も押し迫った12/27に、「新文芸坐アニメスペシャル(8) 富野由悠季」として、
「イデオン接触編&発動編」「ザブングルグラフィティ」
「逆襲のシャア」計4本の上映を予定しているのだとか。
大画面でイデオンを観て_ノフ○ グッタリとなりたいなぁとは思うけど、
現実的には無理ぽ。
若い頃は年越しオールナイトとか行ったんだけどねぇ。


エヴァのwwwww
久しぶりにF91のオフィシャルエディションを引っ張り出し、
富野インタビューや製作サイドストーリーをニヤニヤしながら眺めていた。
その中でこんな文章を発見してしまった。

コロニーの円筒の中心軸に近い所は、地球でいう所の高山地域で、少し気圧が低い。で、そこに常に一定方向に風が吹いているから、ここにある松は一方向にたなびいているんだよという指摘が監督からありました。そこで(美術の)池田(繁美)さんと相談して海岸縁に生えている防風林の短めの奴の写真を取って来て、監督に見せた。と、「違うんだなー」じゃあ、どういうイメージなんですか?「オフィスアイで持ってる海の家があってね、その近くにあるんだ」……なんでそれを早く言ってくれないんですか!(笑)「いやー、ロケハン来る?」とか言われるんで、早速池田さんと2人ででかける羽目に。(中略)帰りには温泉(なんと海の家にある……)につかったり、庭にある夏みかんもいじゃったり(原文ママ)……。で、帰ってきてから描いたものを見た監督、ニンマリ笑って「やっぱり見ると違うね」。池田さんとしては「そんな物、どーいう物か、わかりゃ描けるんだよ、ワザワザ見なくても!」とブツブツ言ってる(笑)」



これはF91で設定製作を担当した井上幸一氏による、
「ガンダムF91製作サイドストリー」の中の一節。
これについては以前にも書いたことがある。

ここで注目したいのは、富野がいう「オフィスアイで持っている海の家」である。
文中の様子から言うと一般的な海の家というよりは、
別荘・ペンションの類のことだろうと思われる。
これは会社名義で所有しているということなのだろうか?
まさか福利厚生に使うためのものではないだろうし、
節税対策にオフィス・アイで所有しているのだろうか。

オフィス・アイについは以前にkaito2198さんが、
4回に及ぶ長文の記事を書かれている。

オフィス・アイ
オフィス・アイ(2)
オフィス・アイ(3)
オフィス・アイの人たち


それでもオフィス・アイについてはほとんどわかっていないだけに、
ますます謎が増えてしまった。
温泉や夏みかん、松林といったところから、
小田原の反対側、駿河湾に面した沿岸を連想してしまうのだがどうなのだろう。
でもここでは省略したが、ガレ場があるという記述もあったから、
山に近い伊東とかあのあたりなのかな?

■関連記事
F91オフィシャルエディション富野コメント
マストバイ
私自身はいわゆるソーシャルブックマーク(SBM)というものに興味がなく、
ここや、ここなどに書かれていることを読んでもそのメリットが見出せないので、
せいぜいネタになりそうなものを、ページごとあるいは必要な部分だけ、
Googleノートブックにコピペして使っている程度である。

しかし、WEBスカウターなどで確認するとはてなを始め、
各SBMに登録して頂いている記事も多いようである。
というわけで、いっちょ簡単に各SBMに追加できるブログパーツを貼り付けてみた。
どういうのがいいかいくつか調べてみたのだが、
これが一番使いやすそうだったので決定。
今までFC2ブックマークを利用していた方には、
ワンクリックから手順が増えてしまい申し訳ないのだが、
(マウスオーバー→もっとみるをクリック→FC2をクリック)
ぶっちゃけ登録数もあんまりなさそうだし影響はないかな?

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テキスト起こししようかと思っている動画が3つほど。
1つは1988年、あと2つは2002年のもの。
2001年のもあるんだけど、これはまだ入手可能だから自重。
あぁ、そういや文字資料もいっぱいあるなぁ。
2003年の某資料なんか面白いけど、これも入手可能っぽいしなぁ。

結局どれからやろうか考えるだけでおなかいっぱいになって、
('A`)マンドクセってなっちゃうのよね。
ものぐさだから。

ソーラー・ストライク セカンド・メルトダウン


B000PAALM2 ソーラー・ストライク セカンド・メルトダウン [DVD]
リック・ドリュー
アルバトロス 2007-07-06

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西暦20XX年。ある小惑星が、地球に接近していた。危機を察知したアメリカ政府機関は、核爆弾による惑星爆破作戦を実施。だが作戦は裏目に出て、3つに 割れた惑星の1つが地球への衝突コースに乗ってしまう。激突寸前、軌道から外れた惑星は地球をかすめ、宇宙の彼方へ飛び去ってゆく。人々は胸をなでおろす が、本当の危機は始まったばかりだった。惑星の重力により地球の軌道が変化し、太陽に接近してしまい…。
以前にも書きましたが、この作品先行の「ソーラーストライク」とは全く関係のない別個の作品です。
当然ながらマイク・ダカスコスも出てきません。
ただ単に地球気温が上昇するという内容が似ているばっかりに、
こういう紛らわしいタイトルになったようです。

その地球気温の上昇原因がなんとも素晴らしい。
それは、
小惑星が大気圏にぶつかったため地球の軌道が内側にずれた
というもの。

どこから突っ込んだらよいものか、理解に苦しみます。
小惑星は地球に衝突したわけではなく、大気圏で弾むんです。
空気の層で弾むんです。
その程度の衝撃で簡単に地球の公転軌道はぶれてしまうようです。

また気温の上昇に南北半球の違いはないようです。
冬である南半球でも温度が北半球と同レベルまで上昇してしまうようです。
もう、なんというか、リア厨の俺設定を聞かされているようでした。

もちろんストーリー構成や演出だってグダグダです。
ソーラー・ストライク」では、まがりなりにも気温の上昇を食い止めようと、
主人公がいろいろと策を講じていましたが、
この作品では「対処する」ことよりも「逃げる」ことがメインとなり、
その逃避行の中で家族の絆を結びなおすロードムービー仕立てになっています。
地球の危機に何一つ手立てすることなく逃げるだけです。
それでいてストーリーがありえないほどの穴だらけ。
次の展開がだいたい読めてしまいます。

何よりの問題点はリアリティが皆無なんですよね。
低予算のためモブシーンは資料映像に頼らざるを得ず、
そのためディザスターパニックで大切な緊迫感に欠けてしまっています。
暴動や避難にごった返すシーンでも、引きだと群集が集まっているのに、
いざ主人公達に寄ると、彼らしかいないような印象を受ける。
例えば主人公たちが北へ向かおうとするシーン。
渋滞の列に巻き込まれ身動きがとれなくなり、Uターンして抜け道を探そうとするのですが、
そのUターンのシーンでは周りに1台も車がない。
引きだとあれだけ込み合っていたのに。
燃料が過熱して車が爆発するシーンでは、教習所のような場所で撮ったのが丸分かり。
一番リアリティがないのが肝心の暑さについて。
摂氏40~60℃にまで気温が上昇するのですが、
全くその暑さが伝わってこない。
そりゃそうですよ。帽子もかぶらずに炎天下を歩いて移動したり、
灼熱状態のはずのマンホールのふたを平気で素手で触ったりしているんだもの。
そういった「気温が上昇したらどうなるか」ということもわからない、
基礎学力の無さが目立つ作品でしたね。

極め付けがラスト。
Σ(゚Д゚;エーッ!
なんにもしないけど自然と軌道が元に戻っちゃいました(∀`*ゞ)テヘッ
こ れ は ひ ど い w
腹抱えて笑わさせていただきました。
これならマイク・ダカスコスが活躍する「ソーラー・ストライク」の方がまだましですね。

で、この「ソーラー・ストライク」シリーズ。
実は……

第3弾まで出ちゃってます。
( ´_ゝ`)(´<_`  ) 流石だよなアルバトロス。

B001GGRBDGソーラー・ストライク サード・インパクト [DVD]
スザンナ・シモン ヨヘン・ニッケル ヨハネス・ブランドラップ
ビデオメーカー 2008-12-10

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えぇ、もちろん「ソーラー・ストライク」とも「セカンド・メルトダウン」とも関係ありません。
今度はドイツです。みんな考えることは一緒なんですね。

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こんなものが発売されるのか……

B001KKIRFEBBM 第59回日本シリーズカードセット
ミント 2008-12-25

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ヤヴァイ……
ここは毅然として物欲に対処しなければ
プロフィール

さとまる

  • 書いてる人:さとまる

  • 北関東在住のおっさん。
    富野信者、富野研究家ではありません。ただの富野資料蒐集癖。
    アルバトロスのZ級映画が大好物。
    ご連絡はdameganoあっとgmail.com(あっとは記号に直してください)までお願いします。

    このブログでは「富野作品論」のような難しいものは扱っておりません。それらをお求めの方のご期待に沿えることは難しいのでリンク先の各サイトを参照なさることをお勧めいたします。


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